VFR

VFR1

アウトライン

1986年に初代がデビューしたV型4気筒エンジンを搭載するVFRシリーズの最新モデル。1998年から電子燃料噴射PGM-FIを投入。現行モデルから三元触媒の性能を一段と向上させ、世界で最もクリーンなバイクになった。ジャンルとしては「スーパーツーリング」だろうか。高速道路などを使った連続高速巡航を得意とする。ホンダのバイクを全ラインナップを並べ「これから1000キロ走って欲しい」と言われたら、真っ先にVFRのキーを確保するだろう。

エンジンフィール

基本的にV4というのは爆発間隔が不均等。したがって低回転時は独特の振動を出す。もちろん4気筒なので不快なモノでなく「個性的」と評すべきだろう。VTECを採用しているため、6400回転を境に2バルブと4バルブを切り替えている。高回転域でのパンチ力はなかなか。何と言っても形式は『RC46』。耐久レーサーのベースになった『RC45』の兄弟分なのだ。また、3千回転くらいからエンジン振動は消えてしまう。

ハンドリング

割とシート高が低く、重心も低め。セパレートハンドルの割に低速域での取り回しは軽い。タイトなワインディングロードでもベタベタ倒し込んでいけるから驚く。シャシ剛性に余裕あるのか、荒れた路面だってガシッとしていて気持ちよい。外乱に強いのだ。そういった特性を見ても、ロングツーリング向きであります。ドッシリしていながら軽快。ブレーキはリアを掛けるとフロントも油圧が分配される方式。これもバランスの良さに貢献しているんだと思う。

VFR2タンデムステップが出た状態です

ラインディングポジシション

イマドキのスーパースポーツはレーサーと同じでハンドルのエンドとシート高がほぼ同じ高さ。それからすれば高い位置にハンドルはセットされている。現在の水準だと「標準的」なスポーツバイクのラインディングポジションか。バックミラーの張り出しが大きいため、後ろの視認性は素晴らしい! あまりお付き合いしたくない白い色のバイクも発見しやすいと思う。一般道を使ったアベレージ速度の低いツーリングだと、もう少し高いハンドル位置の方が疲れないかもしれない。白バイのようなアップハンドル仕様を作ったらオジサン向き。

VFR3

2人乗り

写真のような大型のグリップがリアに付いている。荷物を載せるのも良し、リアの乗客の身体を安定させるもよし。そう遠くない時期に高速道路の2人乗りが解禁されるようだけれど、そうなったらVFRは最高の相棒になってくれると思う。おそらくユーザー層は私みたいなタイプ。風や雨がライダーの中央部を直撃しない程度のフェアリングと、アップ目のハンドル、そしてクルーズコントロール(電子燃料噴射なので簡単だと思う)付け10万円高くらいでいかがでしょう?

おすすめの乗り方

もしかすると現在最もバランスの良いバイクかもしれない。街中からロングツーリング、そしてワインディングロードまで、どこを走っても高い満足度を得られるだろう。レーサー譲りの片持ち式リアサスなど、メカニズム的にも相当凝っている。世界最高の環境性能を持っているあたりがECO重視のオジサンにゃ嬉しい点。BMWとクオリティで真っ向から勝負できる日本車だと思う。105万円。

VFRの公式Webサイトへ


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