国沢光宏のコスタ・ネオロマンチカ乗船レポート 旅行記(その1)

羽田発9時45分のANAで福岡へ。そのままタクシーで港に直行し、リタイア後に備えフネ修行の始まりでございます。今回乗るのは『コスタネオロマンチカ』というイタリアのフネ。全長220m/57000トンという最近では中型の小さい方に属す。ちなみに我が国最大の『飛鳥Ⅱ』で241m/50000トン。280mを超えたら大型船といってよい。


今や世界的な規模でクルーズ船人気が盛り上がっており、読者の皆さんも今後5年以内でクルーズ船に乗る確率は30%としておく。クルーズ船を運用している会社も日本を有望市場としているらしく、今年から今回乗るコスタネオロマンチカが秋まで日本ベースで就航。さらに『ダイヤモンドプリンセス』や、『スーパースターヴァーゴ』も就航。


コスタネオロマンチカは福岡~舞鶴~金沢~境~釜山~福岡のループ。ダイヤモンドプリンセスが太平洋メイン。スーパースターヴァーゴは日本~上海をベースにする。ちなみに海外船籍のフネの場合、必ず1クルーズに1回は海外に出なければならない。ということで、釜山や台湾、ロシア、上海などが日本ベースの外国船の寄港地になります。

乗船料はリーズナブル。国際線の料金と同じで定価こそあるのだけれど、割引なども普通に行われている。空いている時期で窓の無い船室なら、大ざっぱに言って1人1日あたり1万円から。5泊6日だと6万円くらいあれば楽しめる。バルコニーのある船室も、空いている時期だと10万円程度。宿代と移動費と食事代の合計だから高くない。

お決まりの避難訓練。イタリアのフネは怪しい?

福岡での乗船手続きはスムース。Eチケットとパスポートを提示するだけでOK。アルコールの持ち込みを防止するため荷物検査を行うものの、飛行機のように厳しくありません。12時30分に乗船し、そのまんまレストランに行ってブッフェのお昼ご飯。イタリアのフネだけあって美味しい。フネに乗ると太らないことが一番難しいと思う。

船室も今まで乗ったフネの中では広い方。絶対的なフネのサイズこそ大きくないが、船内全て上手にデザインされており、満足度は高い。何より素晴らしいのはエンターティメント。初日はショーを二つ見たのだけれど、レベル高くて楽しめた。フルコースでサービスされる晩ご飯をショーを見たらあっという間の23時。明日は舞鶴に13時30分到着です。<その2に続く>

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