国沢光宏のマリナー・オブ・ザ・シー乗船レポート 旅行記(その1)

ネットで連休の船旅なんかあるかな~、見てたら、ありましたね。『マリナー・オブ・ザ・シーズ』という310mのフネでの台湾ツアー。料金見たら、飛行機で台湾旅行したのと変わらず。なんたってホテル代と移動費と食費全てコミですから。アゴ・アシ・マクラ付きなのだった。

そんなこんなで29日より船旅です。JTBの主催ということもあり、安心していたのだけれど、乗船受付から大混乱。11時15分~12時15分指定だったため、11時30分くらいに行くと、長い長い列。強い北風の中、薄着で延々並ばされる。何人かの係員に状況を聞くも「フネの到着が遅れた」。「手続きに時間掛かる」等々、言うことが違う。

本来楽しい遊びであり、世界的に見ても乗船手続きのため指定の時間から2時間も冷たい風の中、並ばせるなんてありえない。もはやJTBもHISも同じになってしまったのね、と悲しくなりました。JTBだけはしっかりしてる、と思っていたのに。結局、品川駅の近所で手続き終わり、大井埠頭行きのシャトルバスに乗ってフネに付いたら14時30分。

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この間、誰も状況説明など求めないことに驚く。だって2時間並んで居る間、お手本のようなノーアナウンスですから。我が国の場合、文句言っても「あの人は普通じゃない」になってしまう。震災もそうだけれど、辛抱出来ない人は厳しいっす。今回は遊びなので「もう二度とJTBのツアーなんかいかない」と決めた。むしろストレス溜まります(笑)。

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昨年見たボイジャー・オブ・ザ・シーズ

『マリナー・オブ・ザ・シー』は今年から日本にやってくることになったフネで(昨年まではボイジャー・オブ・ザ・シーズ)、そういや毎年連休に見に行ってましたね。昨年は釣りに行く途中、羽田沖で大井埠頭に入ってくるボイジャー・オブ・ザ・シーズと遭遇。見送った。全長310mの13万8千トン。両船共、3500人乗れるという世界有数の大きさでございます。

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フネの中とは思えない

お客のサービスをするのは中国の方が多い。船内の表示も中国語が溢れている。そういえば中国でクルーズが人気になっており、福岡など西日本に多数来てます。今回はJTBのチャーターということでお客の大半は日本人。外国籍のお客は全部合わせて30名にも達しない(クルーズ船は最初の夜のショーでどこの国の人が何人乗ってるのか発表される)。

せっかく熱が下がっていたのに、2時間冷たい風でガクブルしたら、晩飯後に悪寒。のどの痛みやセキの類い全く出ず、インフルエンザや白血球の数からすれば感染症でもないのに、昨日まで5日間熱が出てた。やっと引いたと思ったらこうです。本当に休んだ方がいいのかもしれない。体調悪いせいか、中国人相手のフネのためか不明ながらメシもマズい。

初日は期待外れの連発で意気消沈。大いに期待した300m級の客船だったけれど、これならウチの小さいフネで毎日釣りに行ってた方がストレス解消になったかもしれません。台湾の基隆港到着は3日目の5月2日朝7時。それまで電波届かず連絡も取れない状態(たまに入る)。良い機会なので人生考えてみることにします。明日は熱下がるといいな~。<その2に続く>

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