MSCメラビリア乗船レポート 旅行記(その4)

フネの中の食事は基本的に無料。二つのチョイスがあります。一つはブッフェ。朝、昼、夜とやっており、一口づつ食べても食べきれない量になるバリエーションだ。しかも毎日少しづつ変わっていくため、3食ブッフェだって何の問題もなし。むしろ気軽だし好きな量を食べられるため便利。好きな食材だけ持ってくる子供食いだって出来る。

デザートも必ず片手以上の種類を並べており、これまた自由。オヤツの時間にケーキだけ食べに行ってもよい。ブッフェは22時までやってるから、小腹空いて食べに行くのもよし。レギュラーのコーヒーと紅茶、ジュースなども含まれている。有料なのはアルコール類や、目の前で絞ってくれるようなジュースの類のみ。

着座のレストランもある。朝ご飯と昼ご飯はウエイターに案内される席。晩ご飯が指定席で、初日から最終日まで同じ席に座るというのが基本形。メラビリアもそうでした。したがって同じ席の人と毎晩会う。マナー悪い人だと最悪だ。今回はフランス駐在中の11ヶ月のお子さんを連れた日本人若夫婦。よかったです。

着座レストランはエントリーと、メインを含めいくつかのメニューから選べる。夜だと魚と鳥、肉、ベジタリアン用というイメージ。これまた毎日替わり、フルコース。ヨーロッパのレストランなら物価の安い国で6000円。高い国だと9000円以上する内容だ。けっこう美味しい。お酒頼むと別料金になる。

朝ご飯も卵料理(目玉焼き、オムレツからエッグベネディクトまでほぼ全種類)、パンケーキやワッフル、付け合わせの野菜やハム、魚類。そしてフルーツやヨーグルトといったイギリス風の素敵なメニュー。これまたホテルで食べたら下を見て2500円。外食が高いヨーロッパということを考えたら、これだけでクルーズ料金のモト取れる。

メラビリアのレベルはどうかといえば「平均的」。今まで乗ったフネの中では「竹」といったイメージ。無料レストランの他、2000~4000円を支払う有料レストランもあり、こちらは積極的に「美味しい!」と評価しておく。有料レストランはどのフネでも満足度高い。ただ普通のレストランで何の不満もないと思う。

アルコール類は全て有料。ビール1杯600円以上(種類による)。14杯分で7500円みたいなチケットもある。ワイン1本4000円程度から。それほど高くない。ちなみにアルコールの船内持ち込みは”ほぼ”全てのフネで禁止されている。荷物の中に入れておくと取り出され、下船するまで保管されることになるので注意を。

本日は朝8時にチベタベッキア(ローマから60km)に入港。外に出たらフリー業者がたっくさん居る。フネでローマ市内までのチケットを買うと往復で8千円。フリー業者だと乗り合いのミニバンで片道1350円とのこと。話を聞いたら、往復&ローマ名所巡り付きなら往復3400円だという。これも取材、と騙されたつもりで頼む。

するとどうよ! ホンモノの突貫ツアー。ローマの有名観光地9カ所を路地抜けながら全開で走りまくる! 実はローマにゃ何回も来てるが、観光したことなし。スペイン階段くらいしか見てない。今回バチカンやフォロロマーノ、パンテオン、トレビの泉など、知ってる場所を全部見た! クルーズ船はいろんな楽しみがあります。<旅行記その5を読む>

 

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