新型タント、相変わらずのヘナチョコ自動ブレーキだった~。安全意識低いです

軽自動車を買う人で安全に対しキッチリした意識を持っている人は、とっくにホンダか新型デイズ/ekを買っていると思う。だからこそ軽自動車販売台数の3分の1くらいがホンダと日産/三菱車になってます。逆に考えたら3分の2は「安全装備などあまり気にしない」ということなのかもしれません。メーカー側もそのあたりを認識しているようだ。

新型タントの事前試乗会で自動ブレーキ性能を聞くと「発表まで公表できません」。期待して良いのかそうでもないのかを聞いたら「それも発表まで」。という受け答えをから「けっこう自信持ってますね!」とワクワクしていたのだった。ダイハツがホンダや日産/三菱と同等の自動ブレーキ性能を実現してくれたら、意識薄い人も事故を起こしにくくなります。

発表されてみたら「う~ん!」。相変わらず夜間の歩行者に対する自動ブレーキ制御を行っていないし、カメラ間隔が短いステレオカメラ式のため、クルマの陰から出てくる歩行者に対する自動ブレーキ性能だって厳しいと思っていいだろう(ムーヴ・キャンバスで25km/hまで)。ジャンケンの後出して負けてるんだから勝つ意識すらないということ。

強いて言えばサイド&カーテンエアバッグが付くようになったけれど、これまたJNCAPでポール側突モードが始まるからであり自ら積極的に採用したということではないようだ。ダイハツはトヨタ傘下なのだから、安全装備もしっかりトヨタ並にして欲しいと強く思う。じゃないとダイハツ開発のトヨタ車(ポルテやタンク)までヘナチョコ自動ブレーキのまんまだ。

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