プリウスの功罪

世の中も人生も悲観すればトドメが無い。例えば今の自動車業界たるや、どうしようもありません。プリウスショックのおかげで全てのクルマの魅力は薄れてしまい、購入意欲起きず。自動車雑誌もどういった企画を練ったらいいのか、大いに悩んでいる状況。輸入車の試乗記事なんか全く人気無いそうな。

かといってハイブリッドに代表される新技術も大半は開発中。プリウスを除き今後2年程度は普及出来ない。しかも「麻薬」のような購入補助金も早ければ今年いっぱいで終了。来年、どうやってクルマを売ったらいいのか、どこのメーカーもアタマを抱えてしまってます。この2年で優勝劣敗がハッキリ付いてしまうだろう。

ただ人間も企業も、そう簡単に終わらないのが面白いトコロ。落ちっぱなしということなど歴史を見ても皆無(奢れる輩や国は淘汰される)。必ず上昇していく。ここで大切なのが「努力」です。頑張っていれば、必ずチャンスは訪れる。自動車は基本的に寿命あるもの。5年単位で考えれば乗り換えねばなるまい。

とにかく頑張る。考える。それでいて粛正されないよう、引くところは引く(私の場合、これが出来ないのでアウツです)。正しいことをしていれば必ず評価されると思う。乱世で最も大切なのは能力です。面白いニュースあったらメール下さいまし。


11 Responses to “プリウスの功罪”

  1. lucky より:

    確かに、ハイブリッド車以外に話題性ありませんね〜
    私はトヨタが心を広く持ち、業界のためにもハイブリッド製造協会を創設し、特許等を協会に移し、その特許を使いたいメーカーは幾らか払い製造したらいいと思ってます。
    パナソニックの松下幸之助がラジオの特許を買って特許を公開したのと同じように、全世界で必要性があるものです。
    マスコミを代表して提案してはいかがですか?

  2. 栗林 より:

    カタカナで書かれているのはわざとだからなのかと思いつつ……「止めどが無い」ですよね。
    これで、プリウスEXなんてものじゃなくてカムリハイブリッドの日本国内導入でもあれば選択肢が増えて良いと思うのですが。
    ミースのパルセロナパビリオンは建築界の水爆、三代目プリウス205万円は乗用車界の水爆なのでしょうか。
    かくいう私は祖父の代からホンダばかりなのでインサイトで今日も行く……。

  3. ぱんだねこ より:

     いつもページを拝見させていただいており、とても勉強になっています。
     混迷を深める自動車業界ですが、私はこれから先の自動車技術の動向を考えて、いま車の運転ができることをうれしく思います。私は電気電子工学の出身なので、いままで車の快適性の中でしか使われなかったエレクトロニクスが、走・曲・止の根幹にかかわってくることに、興味を持っています。次世代はEVなのか内燃機関が残るのか、今までは内燃機関で統一されていた動力が、今回は考え直されるかもしれない事態です。
     日本は、車の使い勝手上、HEVかEVに落ち着くでしょう。それでも電池は?パワー半導体は?とまだスタンダードはありません。欧州では、長距離とハイスピードの両立から、エンジン主体のHEVになるかもしれませんし、そのときのエンジンはディーゼルかもしれません。アメリカになれば、国内を移動するのに航空機も使いますし、それなりに距離も走りますから、意外と今のエンジンの環境対応で行くのではないかと思います。新興国は、お金の問題もありますから、普及することを第一にしばらく今のコンポーネンツで組み立てられる車になると思います。
     ここで、環境、燃料効率などから考えて、その地域で最適となる動力が異なることがありえると気づくと思います。よって、世界中で売るためには、すべての動力源を制覇できなければなりません。それができるのは、トヨタかダイムラーくらいかと思います。厳しい競争になりますが、すべての車の動力源を乗ろうと思えばできる時代と考えれば、高効率かつ贅沢な未来が来ると思います。
     効率の観点から考えればEV的構造は外せないと思いますので、そこで日本が持っている自動車+エレクトロニクスに生きる道を見出して欲しいです。

  4. アマチュア部員 より:

    たしかにプリウスは魅力的なクルマだと思いますが、私は購入するまでには至りませんでした。
    理由は ①車幅が大きいこと。②マニュアルで変速できないこと。
    まぁ、②に関してはTHSの動力分割方式では難しいのでしょうか? もしそうだとしたらパドルシフトで回生ブレーキの回生率を変化させるマニュアルモードで下り坂や車間をコントロール出来るようになれば、多少は面白いかもしれませんね。
    先週の土曜日に日本自動車研究所に行ってきました。
    かつて「谷田部のテストコース」があった場所で、中に入るだけでワクワクしました。
    今年も衝突試験の見学やEV、燃料電池車の試乗運転、排ガス測定のシャシダイナモでの運転、パニックブレーキ体験など、他ではなかなか無い、実際に運転させてもらえるイベントで楽しめました。
    シャシダイナモのコーナーにいらっしゃった説明員の方といろいろお話をしてきました。
    その中で興味深かったのは、モード燃費の国際統一規格化の動きがあるという話でした。
    (現状、国ごとでモード燃費の測定方法が異なるが、それを統一する)
    もし、そうなったら多少はカタログ燃費と実用燃費が近づくのではないかと期待しております。

  5. アミーゴ5号 より:

    打倒プリウス!
    やはりホンダに期待したいですね。
    ズバリ刺客は、インサイト・ターボ!
    エコカーだから排気エネルギーも回生しましょう。高速巡航で非力なエンジンは、ターボでパワーアップできるし効率も上がるでしょう。
    ワインディングでも、モーターとターボのダブルパワーで低重心ボディーを使ってギンギンに走れます。
    モーターとターボのマッチングは世界初だから、セッティングが難しいかもしれません。
    でも、ブレーキと排気エネルギーをダブルで回生して、エコとパワーを両立するインサイト・ターボなら、プリウスだけじゃなくゴルフTSIも喰えると思います。
    インサイト・ターボ、名前の響きもいいですよ。エンジンは、VTECとモーターとターボのトリプルシステム!プリウスの動力分割システムも凄いけど、こんなエンジンは世界でもホンダにしか造れないでしょう!
    考えるだけでクルマ好きの血が騒ぐのは、自分だけかしら?
    (ノ-_-)ノ

  6. 麿 より:

    アメリカにおりますが、ハイブリッドと騒がれている割には、あまり売れてない感じがします。「体のデカイ彼らがわざわざ小さい車に窮屈な思いをしてまで乗りたいと思わない」という一説を聞き、ハイブリッド至上主義へ傾いていた私も「確かに一理あるな」と思いました。3万ドル近く払うんだったら、やっぱり車の中でリラックスできる、でかくて、パワフルで、かっこいい車がいいですね。小さい車はやっぱり格好つかないんですよ。ベジタリアンとか芸能人とかがエコとか言ってハイブリッド教の布教に励んでますが勝手にやって下さいって感じですね。トルクフルなハイパワーガソリン車に乗れるのも今のうちかもしれないので、私はハイブリッドはもうちょっと待ってみます。
    アメリカに来て、現行アメ車の比較を日本で乗られている車と比べて実際それほど劣っているどうかを試してみる企画なんて如何でしょうか?

  7. ZZMG より:

    そんなにプリウスばかりが魅力的ですかねぇ。話題になることもそうないですし、あっても燃費が良いんですねとか売れてるんですねとかで終了です。乗り出し二百数十万〜というのも絶対金額としては安いとはいえない。一般人には自分の範疇外という人も多いのでは?
    車好きの中ではむしろ『色んな意味でもう乗れなくなるからスポーツカー』という人も多いのではないでしょうか。自分も実際そうでした。

  8. Ito より:

    プリウスのお陰で、他メーカーの車やトヨタの他車種はバーゲンプライスになってます(笑)皆さん、去年辺り、自動車の物価が上がると騒いでましたが、全く逆になりました…
    ディーラーのチラシ見ても、ハイブリッドよりもコストは安いとか書いてあったり、エコ減税や燃料代の差額相当分を値引くなど、かなりの対抗策を打っています。時間がありましたら、折り込みチラシやDMの研究をしてみたら面白いと思います。
    消費者にとってはプリウス様様です(笑)
    ただ、ディーラーの利益は削られるハズで、そろそろディーラーの沙汰が始まる気配を感じます。店舗の統廃合や、資本の引き上げなどがじわりじわりと出てくるでしょう。
    私の家の近所のとある通りは日本有数のディーラー通りで、ほぼワンブロック毎にディーラーがあり、日本車はもちろん、外車までほぼ全ての車がその通りで買えます(笑)
    よく考えたら、コミコミ300万もするものが、ディーラーがそれだけあっても潰れないほど売れていたのがおかしいです。近年、買い換えサイクルが長期化してると言いますが、それが本来の姿だと思います。ディーラー関係者には申し訳ないですが、沙汰されて当然だと思います。

  9. ranpou より:

    インサイトターボいい響きですね。Sを購入したのですが、非力でどうにもならないのでデーラーにターボをつけてくれと依頼してあります。Fitのターボが装着できそうです。もっとも装着してみないと分からないことも多くて、どうなるかわかりませんが、装着したらお知らせします。フレーム、足回りはかなり良いので楽しみです。
    別件ですが、インサイトのブレーキングはとても違和感のある物で、踏みしろが同じでもいきなり制動距離が伸びたり、短くなったりして怖い物があります。低速からアクセルを踏み込んでいくと時々息継ぎするのも困った物です。修理してくれと依頼したら、壊れていないと言われたので、本社に苦情を申し立てたところ、三人ほど係員と技術者が来てボードコンピュータを接続して半日なにやらやってましたが、結果はまだ来てません。皆様の中で同じような体感をお持ちの方はおられるのでしょうか。

  10. dmbsgrmncah より:

    興味深いご意見、拝読いたしました。トヨタの問題点、それは「トヨタに悪気はないのかもしれないが、結果的に弱い者いじめを撒き散らしてしまっている」という点にあるのではないでしょうか? 下請企業が如何に理不尽かつ無理な取引環境に置かれているか? 真の王者として真の尊敬を受けるに値する振舞いに欠けているようです。トヨタに対して本当に言いたい事がある人々は、同時にトヨタに対して言えない立場の人々でもあります。トヨタに本当に気持ちよく協力しようという協力会社が果たしてどれだけいるのだろうか? トヨタが大きな川の流れならば、関連企業は小さな川の流れ、小さな川の流れが理不尽すぎるような問題を抱えさせられているようでは如何なものだろうか? トヨタの従業員一人一人に罪などないが、大げさに言えば毎日飴玉をもらえる子です。傘下企業関係者は盆と正月にしか飴玉をもらえない子です。自由競争とはいえ、少しは食わせてやったらどうか? このまま本当に天運を失えば、トヨタといえども数年内に崩壊し得るのかもしれません。天運の流れ、時流とはそういうものだと思います。

  11. dmbsgrmncah より:

    興味深いご意見、拝読いたしました。続きとして投稿いたします。トヨタの利益が2兆円強あったりしたのですが、これについて一言、二言。2兆円というのは、1万円札の厚みで表現すれば20kmです。(100万円がほぼ1cm) 自動車という高額商品を相当数製造販売するのですから 利益も相当な額になるのは当然ですが。たとえになりますが、もし神様がいるとすれば、儲けたお金をどのように使うかという点が一番見たいのかもしれません。誰かが1万円札を支払った時点で、その1万円というお金のバトンタッチが半永久的に始まるのかもしれませんが、誰かがその流れを止めるならばそこで終わりです。人間社会の太い幹の成長、大きな川の流れたる景気の循環を少なからず停滞させているフシが確かにトヨタにはあるのです。現実は大変でしょうが、どんな反省よりも まさに天運を失いつつあるという状況をトヨタ自身が受け止める事でしかトヨタ再生はあり得ません。人情論のようではありますが…。

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