マツダ、今後も値引きしないぞ宣言! あらら

「ガンコ」という表現には二つの側面がある。「臨機応変に対応出来ない」というネガティブな意味と「信念を曲げない」に代表されるポジティブな意味だ。本来なら両方の側面をTPOにより上手に使い分けるべきだと考えるけれど、古今東西、生き残れるのは「変われるものこそ生き延びられる」とダーウィンが言ってる。古代生物はヒッソリ生き伸びるのみ。

昨日書いた通りベンツはガンコなイメージがあると同時に、臨機応変である。日本で実質的な大幅値引きの在庫一掃レールをやっても本国は介入してこないし、ブランドイメージだって落ちない。値引きでブランドイメージが決まるとは思っていないからだ。良いクルマや優れたクルマを作ることにより顧客が満足すると思っているのだった。最近トヨタもその路線。

されどマツダは正価販売でないとブランドイメージが作れないとガンコに考えてしまっているらしい。昨日行われた決算記者会見で「正価販売はやめない!」と言い切ったのである。もはや全く理解出来ないです。値引きしないで辛抱することにより、ベンツやBMWのブランドイメージを超えられると思っているのだろうか? マツダの経営、いつもガンコになる傾向。

以前も書いた通り、デビュー直後のクルマとモデル末期のクルマは5年乗った後のリセールバリューが全く違う。発売からモデル末期に掛け、少しづつクルマの価値は下がっていく。ベンツEクラスなんか200万円安くしているほど。加えてクルマって生鮮食品と同じくナマモノ。賞味期限ギリギリになっている売り物って値引きしてないと買わないです。

100歩譲って「今後も正価販売を続ける!」なんてこと、メディアの前で宣言しなければいいのに。ドイツ車だっで言わないような大言壮語は確かにカッコ良い。「よくぞ言った!」という社内の声もあるだろう。というか自分の退路を断ち、頑張るつもりか? 私らクルマ好きからすれば、魅力的なクルマを作ることがブランド作りにとって最も大切だと考えます。


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