国交省が燃費計測したら、国交省が数字を保証しなければならない

早起きして『羽鳥慎一モーニングショー』へ。羽鳥さんの番組は「CX-5の自動ブレーキが効かなかった」事件の際、一発で他の局も誤報を流さなずに済んだという影響力を持つ。「7時30分くらいから15分程度のコーナーです」ということだったのが、途中少し脱線しちゃいました。コメンテーターの方から「カタログ燃費と実燃費は違うのか?」と聞かれたのだった。

当たり前の如く「違います。おおよそ6掛けです」。まぁ自動車の専門家としちゃそう答えるしかないですワな。常識ですから。すると「カタログ燃費は実燃費と同じでなければならない。誇大表示は問題」ということになってしまったのである。あまりクルマに詳しくないのでしょう。以後、三菱自動車の不正というより「カタログ燃費と実燃費の乖離」が論点に。

こうなったのは国交相にも責任ある。国交省の役人達は三菱自動車の燃費不正を受け「性善説でやってきた。全て国交省で計測するのは難しい」とある意味正しいコメントをしていた。考えて欲しい。100%国交省で燃費を計測した場合、その燃費が出なければ訴えられるのは国交省です。というリスクを負いたくないため、自動車メーカーと二人三脚でやってきた。

なのに空気読めない国交相は、突如「見直す!」と言い、国交省の役人も逆らえなくなってしまった。かくなる上は、アメリカなどと同じく「限りなく実燃費に近い数字」を出さなければならなくなるだろう。カタログ燃費の表示を見直す良い機会になるか? ちなみに自動車メーカー側は、公平性さえキッチリキープ出来たならどんな計測方法だっていい。

三菱自動車は早ければ明日にでも国交省に対し燃費不正の報告書を提出するという。これまでの例からすると異例の早さ。それだけ真摯な姿勢なんだと思う。三菱自動車の発表を待ちたい。


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