国交省で燃費計測すれば超悪い数値になる?

国交省は燃費不正の対象車になった4モデルを5月2日から独自に燃費計測するという。国交省側で走行抵抗を計り、そいつをシャシダイナモの補正値として使う。ここから問題。ドライバーをどうするか、だ。先日、ディーゼル排気ガス試験の時に国交省が雇ったドライバーは、技量不足。指定速度を追いかける際、アクセルのオンオフを繰り返した。

こんなドライバーを使われたモンなら三菱自動車が出したJC08燃費の10%減どころじゃない。もっと言えば、相応の技量あってもeKワゴンのエンジン特性&変速機特性を知らないドライバーなら、やはり10%以上落ちてしまうだろう。JC08モードの速度指定にはある程度の幅があり、その”幅”をフルに使わないと本当の実力を引き出せないという。

とはいえ国交省も上手に動かないと、今まで行ってきた燃費データを全て否定することになってしまう。事情に疎い国交相は「全て国交省側でやれ」というだろうけれど、このあたりは国交省の官僚が根回しして説得に入ると思う。とにかく三菱自動車だけの問題にしておくのが国交省側にとっても好ましい。それともTPPでアメリカと共通の燃費表示にするか。

厳しいのは、国交省が三菱自動車より先に燃費を発表した場合だ。三菱自動車は昨年12月から解っている。おそらく何度も試験を行っていることだろう。なのに5月2日のデータがそれより早く出てくると「遅い」とか「隠していた」と言われてしまう。三菱自動車はもう少し上手に情報を出したらいい。それとも時間経てば皆さんの関心が薄れる?

興味深かったのは大手メディアが「不正発覚後に受注半減」と報じていること。1~3月の販売台数3万4194台のウチ、eKワゴンは1万5644台。売れ行きの半分近くを占めるモデルの販売を中止している。ってことはeKワゴンを除く軽自動車+登録車についちゃ全く変わってないということです。本当の数字は6月の登録台数に出てくると思う。

 


コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ