米国交省長官は「自動運転の事故は仕方ない」という見解

先日発生したグーグルの自動運転車の事故を受け、NHTSA(ニーツァ。日本の国交省自動車担当に相応)の長官が出した「どんな技術であっても道路で事故が起きるのは避けられない。人間のせいで起きた事故が何件あったのか考えて欲しい」という見解に対し、賛否両論出ている。つまり「自動運転の方が事故率低いんだからナニか問題ある?」ということ。

NHTSA長官の見解を報じるBBCニュース

これは自動運転推進派の人達の典型的な意見&見解だ。確かに人間より機械の方がミスしない。100件発生していた事故を、交通の流れに大幅な制限掛かることを一旦忘れれば、10件に減らすことも可能だろう。今までの機械化を考えれば至極当然のこと。というか、航空機産業ではとっくに論議されてきた。最新機、無人で飛ばせるし事故も起きないハズ。

最近発生した航空機事故の原因を探ると、機体トラブルより人為的ミスの方が多い。副操縦士があえて墜落させるケースまで出てきたほど。されど航空機業界は無人運行に対し慎重。正確に表現するなら、検討すらしていない。なぜか? 事故率低いと言われても、無人の飛行機に乗る人なんかいないからだ。いや、いるかもしれないが少数派だと考える。

もう一つ。ガン予防に著効するワクチンがあったとしよう。けれど全くカラダに合わない人も居て、10万人あたり10人は副作用で死亡する。ただ10万人あたり100人のガンで死亡する人を10人に抑えられます。とワクチンをすすめられたらいかがか? 私なら絶対受けない。けれど100人になる確率より10人になる確率の方が低いからエエじゃないか、という人もいよう。

このあたりは価値観の差である。宗教観にも左右されるかもしれない。今のNHTSA長官の見解も、アメリカ全てを表している思えません。個人的には100件発生している事故を10件に減らせるような運転サポート技術であれば丸呑みに出来る。グーグルの技術、完全自動運転で無く、事故を限りなく減らすために使って欲しいと思う。機械にコロされるのはイヤだ。


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