自動ブレーキの誤表記とVWの不正

今や自動ブレーキは重要な機能になってきた。自動車メーカーも認識しており、TVCFで大きなセールスポイントとして紹介している。けれどレーザー使ったタイプは31km/h以上になると機能そのものが稼働しなくなることを啓蒙しておらず。思い出していただきたい。一昨年の秋、マツダCX-5が自動ブレーキの体験試乗中、稼働せず突っ込んだ事故ありました。

マツダの自動ブレーキの事故

多くのメディアは自動ブレーキのトラブルを疑い、第一報でみなさんマツダの欠陥だと報じている。私の所にもTV局などから問い合わせあり、31km/h以上では稼働しないタイプなので確認すべきだとアドバイスした。この自動ブレーキ、センサーにレーザーを使っている。レーザーはETCゲートでの誤作動など避けられず、30km/h以下でしか信頼性を確保出来ない。

・注 レーザー+カメラは31km/h以上でも稼働します

一方、TVCF見て自動ブレーキを買おうとしている人の多くは、レーザー式だと31km/h以上で機能停止することを認識していない。31km/h以上だと「停止こそしないけれど自動ブレーキが稼働する」と考えている傾向。つまり減速しながら衝突すると理解しているのだった。繰り返すがレーザー式だとブレーキは全く掛からないです。これ、今後問題になってくると予想する。

2013年にも書いている

必ずや「自動ブレーキが効かなかった」というケース出る。誰も警鐘を鳴らさなければ自動車メディアとして役に立たなかったということ。存在意義無いです。だからこそ私はしつこく取り上げている。参考までに書いておくと、海外ではレーダーは「レーダー」(Rはレディオ・電波のR)。レーザーを「ライダー」(Lはライト・光のL)と表現し、別のセンサーとして紹介してます。

自動車メーカーはレーザー式は31km/h以上で稼働しないことを明確にすべきだし(契約時には説明している)、スズキのようにレーダー使っていないのに『レーダーブレーキサポート』といった誤解を招く表記はやめるべきだ。もっと言えば『レーザーレーダー』という表記もおかしい。レーザーとレーダーは光と電波だけでなく性能や機能まで違うセンサーです。

以外なのがマツダで、あまり反省していないのか今だに「レーザーレーダー」という表現をしている。ボルボやホンダはキッチリとレーザーとレーダーを使い分けてます。トヨタも役員に「間違いです」と伝えたのに今だ「レーザーレーダー」だ。この件、各メーカーのTOPに直言すれば是正すると思う。たかがヒョウロンカに言われたって直さない、というツラマン意地です。

VWのディーゼルの不正、ボッシュや社員が是正を求めているけれど無視されている。それと全く同じ図式。ボッシュの代表がVWの代表に直言すれば絶対こんな事態にならなかったと考えます。


コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ