CX-5の問題点

5月26日に「マツダは国内の雇用を支えている」と書いたら、相当な数の「マツダの赤字は他に要因がある」というコメントをもらった。確かにスバルなども海外工場ってアメリカにしかない。マツダ以上に厳しい状況になっていてもおかしくないだろう。また、マツダはメキシコの工場建設中で逃げ出そうとしている意見も。

マツダについて少しでも悪く書くと、マツダ派から激しいバッシング受ける。されどマツダを高く評価したらお礼されるかとなれば、そんなこともない。バランス取って今日は厳しい話を。CX-5の試乗レポートで2つの懸念材料がある、と書いた。ひとつはディーゼルエンジンから出てくる甘酸っぱい異臭(暖気後も出る)。

もうひとつが高速コーナリング中、突如ハンドルのアシスト量が減ってアンダー傾向になるハンドリングである。いずれもマツダに問い合わせ中なのだけれど、2ヶ月経っても返答なし。もちろんマツダ側は二つの事象について認識してます。この二つ、私なら看過できない。特にハンドリングについちゃ問題大きい。

もう少し詳しく症状を説明する。ドイツの一般道の登りコーナーで95km/hから加速しつつコーナリングしていたとしよう。すると突如ハンドルが外側に持っていかれる、という挙動を出す。実際、半車線くらい膨らんだ。どうやらパワステのアシスト量が急に減るらしい。日本でも同じ運転モードをすれば、同じ症状出る。

ディーゼルエンジンの甘酸っぱい臭いだって、暖気終了後は本来出ない。すぐ調べて返事をしてくれることになっていたのだけれど、2ヶ月も無しのつぶて。こんなこと、他のメーカーならありえない。すでに対応済みなら問題ないけれど、10日前に聞いたら「まだ原因が分かっていません」。大丈夫か?

もしCX-5のディーゼル買った人で、臭いを感じるなら情報を頂きたく。また、ハンドリングも日本では100km/hしか出せないので問題ないと思うけれど
(建前)、高速域で突然アンダー傾向になることを理解しておくべきだ。いずれも対策部品が出ればサービスキャンペーンで対応してくれるハズ。

・ECOカーアジアは「スマートEVの電池にドイツの底力を感じる


9 Responses to “CX-5の問題点”

  1. COLT より:

    「ENGINE」の今尾さんが「NAVI」時代に「手アンダーが出る」と表現されてましたが、そんな感じなんでしょうか?
    マツダのキャラならその領域でもアシストが軽くなる「手オーバー」にしてほしいです。トヨタのキャラだったら納得なんですけどね。

  2. さね より:

    問題点あるんでしょうがはまったく新しい物だから、これから改良されると信じてます。ただ認識してるのに売るってなんだかなぁ…。まあ生き残りを賭けてるし、そんなの分かっていても関係なく早く欲しがるユーザーもいるし…。ともかく知らずに買ったユーザーにもサービスや対策品を無償でするのであればギリギリ許せるかな残念ですけど。
    スカイアクティブテクノロジーはよーく考えてみたら、海外メーカーで見習うべきところが多いメーカーなど、技術的なアプローチが違うだけで同じなんですよね。極めて普通なんですよね技術的、車の進化、在り方などを掘り下げて実践してるだけで。他日本メーカーがビジョンがない?見えないだけ?考えてもない?普通にまともなテクノロジーでしょう多分。ただ一番?ウリのクリーンディーゼル車の異臭は早くなんとかしてほしいです。 フィアットと仲良くなるみたいですが、彼らの技術や価値観など吸収してより良心的なメーカー、金儲けも上手いメーカーになるよう頑張ってほしいです。 まともな国産自動車メーカーがなくなるのは忍びないし、あってはならないと思います。ハンドリングてのはなんとかなるとして、もしスカイアクティブDが根本的に問題があるなら、隠さずもう一度始めからやり直せばいい訳ですし。こうゆうことは早くオープンに誠実に対応してこそ最小限のダメージで済むと思います。そんなことはない事と思ってますが…。しかし諸行無常とはこのことですねぇ。世の中は厳しく肝要でないんだよなぁ悲しいですが。

  3. アミーゴ5号 より:

    蒸し返しますが・・・
    マツダのスカイアクティブ技術には、背景にどっしりとした技術基盤を感じます。その技術基盤こそ、地元産業だと思うのです。
    マツダはフォード側の内情を見て、地元産業がどれだけ素晴らしいかを学んだのではないでしょうか?だからこそ世界中のどのメーカーも足踏みする領域に、社運を賭けて飛び込んでいけると思うのです。
    しかしながら、地元が一丸となって取り組んでも、円高差損がでかくて赤字。それでもマツダは、お金を工面して自己責任を果たすべく前進しようとしているのですから、どこかの「政」とは大違い!
    今回のマスコミ報道で腹がたつのは、他のグローバル最適を是とする会社と比較して、赤字を非難するように書かれているからです。
    (#`皿´)
    マスコミも、独自技術に命を懸ける国内企業をいじめるのではなく、マネーゲームと円高を是正できない「政」や、まるで日本の力になれない「己」を責めてけろ〜!

  4. お祭好きの電気屋 より:

    スカイアクティブ・ディーゼルのシステムは詳しくは
    知らないのですが、排気ガス後処理にトラックで主流の
    セラミック触媒フィルター(いわゆる「キャタコン」)
    を使っているとすると、恐らく暖機後もほのかに
    香ると思います。 
    トラックでも結構香ってますからね。
    そうなれば「仕様」ということになってしまいますね。まあ、程度というのはあると思いますが。

  5. 真鍋清 より:

    今日先ほど、さる事情から中野駅発練馬行きの京王バス(日産ディーゼル製新長期規制適合車)に乗った所、アイドリング時の排ガスがまさに国沢さんがおっしゃる「酸味臭」で辺り一面に漂っていました。
    人はこの匂いを「タクシーのLPGだって同じじゃないか」と言う、しかし小生に言わせればこのディーゼル臭という奴はLPGよりも遥かに質が悪い「酸化したマヨネーズ」の匂いだと断言しておく。
    マツダもディーゼル機関の膨張過程でNOx/HC浄化のアンモニアとDPF触媒の化学反応の副産物として生じる酢酸、ギ酸に由来する酸味臭の解明と解決策に関して大向こうを唸らせる燃焼原理を発案してもらいたい。
    スカイアクティブの煮詰めによって、尿素DPFを用いつつ日産エクストレイル(尿素は用いない)を下回る酸味臭(∴事実上酸味臭はゼロ)レベルと、何よりアンモニア放出の徹底排除に成功しようものならノーベル賞に値する…..まではオーバーにせよマツダの株価は大幅に上昇し、創業者利益とフィアットグループとの提携強化へと繋がって我が国業界に往年の声価を取り戻す取っ掛かりになると確信している。
    今話題のディーゼルの発がん作用に関して、アンモニアこそがもっとも有害と言われているのだから、人類の存続に寄与する企業には世界は味方するものなのだ。

  6. ケンタ より:

    CX-5 XD AWDのオーナーです。
    臭いですが1000キロ超えたらしなくなりましたよ。
    DPF再生時もです。
    それまでも数回臭うぐらいでした。
    臭う時は強烈でしたけど。
    今までも新車はいろんな所に熱が入りきるまで臭かったから。NもTもHもね。
    嗅ぎ慣れない臭いなので気にはなりなしたけど。

  7. きーす より:

    cx-5 ディ―ゼルオイル問題のことについて情報を探しています。
    わたしは、オーストラリアのキャンベラに住むんでいます、CX-5を7月に買いました。1000kmぐらい走ったとき、突然、DPF警告が出たので、オーナーズ マニュアルに書いてあるとおり 急いで、ディーラーもって行き オイル交換をしてもらいました。マニュアルによると、オイル交換は、8000kmぐらいが、通常のはずなのですが、また、1000kmぐらい走ったとき、DPF警告が出ました。
    知ってのとおり、DPF警告を無視して走っていると、エンジンが故障します。
    マツダ オーストラリアに、問い合わせても、はっきりとした答えはもらえず 困っています。
    インターネット、フェイスブックなどに、彼と同じような問題をかかえた人たちがいて、“大金を払って、新車を買ったのに、故障車を買ったのと同じだ” といって怒っています。
    日本では、このような問題は、ありませんか?
    キャンベラ新聞、8月21日、記者:クリス ハリス
    “マツダ CX-5 デ―ゼルオイル問題”
    http://canberratimes.drive.com.au/motor-news/backlash-over-mazda-cx5-diesel-oil-issues-20120821-24k6w.html

  8. 国沢 より:

    きーすさん。
    日本では問題になっていないです。
    詳しくは以下までメールください。
    http://www.kunisawa.net/kuni/kunim.html

  9. Keith より:

    My name is Keith and I asked a question on your website previously.
    The oil gain issue is not an isolated fault in Australia and there are other CX5s with this issue.
    It has been a hot topic on websites locally and overseas. My car is actively regenerating the diesel particulate filter every 200 kilometeres.
    It results in diesel getting into the sump and needing oil changes. I have 7600 kilometers on my car and have had three oil changes already. There are quite a number of CX5s experiencing this fault as well. Mazda Australia has put it to Mazda Japan for a fix.
    Do you know about DPF active and passive regeneration for the CX5?
    Thankyou
    Keith

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