いまこそ宣伝

販売の低迷で宣伝予算や広報予算を大幅に削減しなければならなくなった。かといって製品のPRを減らすと当然ながら売れ行きに響いてくる。忘れられてしまうからだ。一方、上手な宣伝をすると、セレナのような特長のない旧世代のミニバンだって驚くほど売れるから面白い。

自動車の開発やディーラーの強化には数年掛かるが(小規模な変更でさえ1年弱必要)、宣伝ならすぐ効果出るということです。逆に考えると、宣伝部門のウデの見せ所。短期的には会社を背負って立たねばならぬ。ここで「ピンチはチャンス!」と考えられれば素晴らしい。

おそらく現在の状況のまま「縮小」じゃ全然ダメだと思う。クルマの燃費を改善させる場合、10%程度なら既存の技術を磨けば何とかなる。しかし30%向上させろ、となると抜本的な見直しが迫られる。現在宣伝の現場に求められているのは30%以上の効率アップ。

意味のないCFをバカみたいにコスト掛かるTVで流してる場合じゃない、ということです。特に直近は1車種あたりの販売台数が少なくなってきた。砂地に水を撒くのと同じ。ちなみに現時点で最も上手なのは日産。「このままだと存在感すら薄れちゃいますね」が三菱です。

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One Response to “いまこそ宣伝”

  1. アマチュア部員 より:

    たしかにTV-CFは打ち出し方によっては費用対効果が良くないのでしょうね。
    ところでセレナのエクステリアデザインは私好みです。
    現在、私はミニバンを購入対象としていませんが、もし、どうしても必要になった場合、5ナンバーサイズでデザインが好みのセレナになると思います。(真剣に価格や燃費などのスペックをライバル車と比較していませんが)
    もしかするとセレナはCMの効果だけでなく、私と同じような好みのユーザーが意外と多いのかもしれませんね。

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