なぜにバネット?

バネットがイエローキャブと専属契約を結んだ。芸能ネタじゃありません。本来『イエローキャブ』はシカゴに本社のあるタクシー会社なのだけれど、ニューヨークのみタクシーといえば会社を問わず全て黄色。そんなことからニューヨークのタクシー=イエローキャブと呼ばれている
(誰でも乗せる女性の隠語でもある)。

NV200の日本名はNV200バネット

市長の気分で車種が大きく変わることでもギョウカイじゃ有名。2007年のこと。突如ブルームバーグ市長が「2012年までに全てのイエローキャブをハイブリッドにする」と発表。だからしてイエローキャブはハイブリッドに切り替わりつつある。そんな中での「2013年後半から10年間NV200だけとする」。

どう考えても不思議。そもそもアメリカで2リッターエンジンのタクシーが成立するのだろうか? 現在使われているモデルの大半は大排気量車か加速の良いハイブリッドである。加えてロンドンじゃあるまいし1車種だけになるというのも妙。これまでイエローキャブには多くの車種がありました。

連休中のため日産の広報に問い合わせ出来ないけれど、積極的に採用したくなるような理由を捜すと二つほど思い当たる。まず価格。メキシコ工場で生産されるというが、きっとイエロイーキャブの歴史始まって以来のコストパフォーマンスだろう。2リッターエンジンなら、実用燃費だって悪くないに違いな
い。

二つ目に電気自動車。環境問題に積極的なニューヨークはイエローキャブも電気自動車にしたいと考えているという。NV200バネットの電気自動車
を開発しているんじゃなかろうか。ただこの2つ、専属契約を結ぶほどじゃないと思う。ブルームバーグ市長は日産好きなのか? これが最も納得できる理由です。

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3 Responses to “なぜにバネット?”

  1. アミーゴ5号 より:

    ちなみにスライドドアは電動かしら?
    あれはきっと日本独自の機能でしょう。実際に開けてもらうと「おもてなしの心」的ありがたみをビシビシ感じますものね。すぐ慣れますが・・。
    スライドドアの和製ミニバンは、国内専用がほとんどです。和製ミニバンの良さを知る日産が、商用兼乗用でグローバルカーのNV200でエントリーするのは合理的だし、イエローキャブを射止めたのははまさに狙いどおりなのかもしれません。
    電動ドアかどうかはわかりませんが、ここはひとつ、日本のミニバン文化のノウハウが、高く評価されたと解釈したいと思います。

  2. tm256 より:

    車両コストはともかく、EV化はブルームバーグ市長の環境政策「PlaNYC」から最も大きな動機と思います。
    人的には、ルノー日産のゴーン社長か北米日産の要人とブルームバーグ市長の間に強い繋がりがあったのかもしれません。
    昨年の夏、久し振りにNYを訪れた際、目についたのは、フォード「Escape Hybrid」のイエローキャブと観光用の人力車タクシーでした。
    2013年以降のビッグアップルでは、日産のイエローキャブEVがあちこちを走り回っているかもしれません。

  3. 那須与一 より:

    納車時には第2弾のEV版で、また大きなアピールと発表になる計画とか??

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