のび〜太の効能

左で『のび〜太』というバッテリーの延命装置を紹介している。この手の製品、評価に時間が掛かります。本当に効果あるかどうか、すぐ解らないからだ。現在、のび〜太を付けた最も古いバッテリーは、沖縄に嫁いだ先代プリウス。2003年10月の登録なので、すでに8年1ヶ月となった(走行距離は7万km超)。

ジツはこのバッテリー、3年目にディーラーから「寿命です。もう充電出来ません。交換となります」と宣言された。1ヶ月くらい乗らない期間あったり、ルームランプの付けっぱなしで3回ほどカンペキに上げてしまったためだと思う。当時、おそらく日記にも書いた。及川さんから連絡あって、のび〜太を進められた次第。

及川さんが持っている「バッテリー回復機能付き充電器を使い、のび〜太を装着。全く通常のバッテリーに戻っただけでなく、5年目に私の手元を離れるまで全く問題なし。そして沖縄に渡り3年経過した。今回久々に昔の相棒と再開。バッテリーはどうですか、と聞いたところ「今のところ問題ありません」。

プリウスの制御用バッテリーは高い。室内に搭載しているため(ラゲッジスペースの下)、充電時に水素ガスを発生する可能性ある普通の開放式バッテリーが使えないのだ。その他、輸入車用の大容量タイプなど、2万円以上するバッテリーは少なくない。安くないのび〜太ながら、寿命を考えればリーズナブルだと思う。

また、乗る間隔の長いクルマはのび〜太より『バッテ
リーキルスイッチ』をすすめておく。キーをオフにしていても暗電流というのが流れており、それでバッテリー上がりを起こしてしまう。設計の悪いセキュリティ機能付きのクルマだと2週間持たないケースだってあります。バッテリーの劣化を防ぐのび〜太じゃ防げない。

バッテリーキルスイッチ

バッテリーキルスイッチとは電気の流れを完全にシャットアウトするための装置。フネなんかだと「主電源」と呼んだりもする。もちろんバッテリー端子をハズしてもいいのだけれど、めんどくさい。バッテリーキルスイッチなら簡単です。クルマだけでなく案外バッテリーが高いバイクなどにも付けておくとオサイフにやさ
しい。

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6 Responses to “のび〜太の効能”

  1. アミーゴ5号 より:

    のび〜太、使っています。
    付けていると劣化知らずで、快調です。
    ただ外すと、とたんにバッテリーが劣化しそうな予感もあるので、冬が過ぎて暖かくなったら、クルマ2台の持ち回りで使ってみようと思います。

  2. kine より:

    時計やECUなどがリセットされてしまいます、ラジオの受信やGPSの電波の受診で時計は修正されると思いますが、エンジン制御の学習や走行記録などがリセットされてしまうと問題はないのでしょうか?。
    のび〜太 を検索をしていたらサルフェーション除去のパルスを発生させていると知って、サルフェーション除去の機能のついたバッテリー充電器を買いました、長期間乗らない車はこの様なサルフェーション除去機能のついた、トリクル充電のできる小容量の充電器を接続したほうが良い気がします。

  3. 団塊eurasia より:

    最近のクルマはコンピューター(ECU)制御された機器類が搭載されていますので、バッテリー・キルスイッチは装着しない方が良いと思います。
    キルスイッチで主電源をOFFにすると、ECU、セキュリティ機能、オーディオ、ナビ、時計等のメモリーがリセットされ、面倒なことになります。
    私の経験では、以前バックアップ電源を取らないでバッテリーを交換した後、走行中でも(もちろん停車中でも)アクセルペダルを離すとエンジン・ストールが発生しました。
     
    マニュアルシフト車なので減速時は、クラッチを切りアクセルペダルは戻さず走行し、約10分間ほどでECUの学習機能が働いて正常に戻りましたが、ヒヤヒヤものでした。
    また、オーディオ機器、時計等のメモリーは手動で再設定する手間がかかりました。
    一方、キルスイッチは旧車(キャブレター付エンジン)のバッテリー上がりには、たいへん有用ですので私も装着しています。

  4. ボンジャイナ より:

    国沢さん、いつも非常に有効な情報ありがとうございます。深く感謝いたします。
    早速のび〜太買ってみようと思います。 のび〜太にしてもバッテリーキルスイッチにしてもメーカー標準になりませんでしょうかね?
    バッテリーは安くはない部品なので維持費かからないようクルマを使っていきたいですね。
    ありがとうございます。

  5. tonpochi より:

    エルマシステムのエコピュアのことを言われているのですよね?
    私はバイクに取り付けています。週一しか乗らないのでバッテリ寿命が短かったため2個目のバッテリを1年使用してから取り付けました。最初のバッテリは2年で寿命に。2個目のは3年で寿命になりました。
    厳密に言いますと、最初のバッテリはエンジンがかからなく、充電も不能になり交換。2個目のやつは一週間経つとエンジンが掛からない状態ながら、充電してやると掛かる状態でした。
    しかしながら、毎週毎週シートを外して充電するのはかなりおっくうとなり、3個目のバッテリ購入となりました。
    3個目は最初からエコピュアを取り付けているので、少なくとも3年以上持ってほしいです。
    バイクのMFバッテリはとにかく高い!定価で買えば27,000円、ホームセンターでも2万円弱、ネットで最安値を検索して14,000円くらいです。
    普通乗用車の3倍します。しかも短命。エコピュアの値段は5千円程度でしたから、1年延命すればもとがとれたことになります。ですから、バイクにはもってこいの製品です。
    でも、乗用車のバッテリはホームセンターで5千円程度販売されていて通勤使用だとバッテリ液さえ気にしていれば3,4年は持ちます。なのでエコピュアを着けてもとが取れるかは疑問です。寿命が延び、環境のためにはなると思います。

  6. とみのすけ より:

    のび〜太、付けていましたが、丸4年経ったところで、バッテリーがあがってしまいました。
    過信は禁物だと思われます。

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