アタマ良くない?

6月に古屋国家公安委員長が発言した交通違反の取り締まり見直しについての第1回懇親会が行われた。漏れ伝え聞いた内容に
よれば、速度違反取り締まりの有用性を警察からアピールされ、幹事の大学教授も取り締まりは事故を減らすというデータを出したという。何のことはない。お手盛り会議です。

古屋公安委員長は「だまし討ちのような取り締まりは見直したい」と言ったのであり「取り締まりをするな」なんて言ってない。実際、腹立たしかったり、警察の無能さを宣伝してるのは、危険性の無い場所での取り締まりである。そいつを何とかしよう、という有識者会議なのに、なぜ取り締まりの有効性確認から入るのか?

霞ヶ関ICから首都高に入った最高裁判所の裁判官
を乗せた公用車だって制限速度守った50km/hで走ってないですから。というか危なくって仕方ない。そういうことを言ってるのに懇親会では速度違反の取
り締まりの有効性を確認してる、っていうんだから腹を抱えて笑える。駐車違反の取り締まりもデタラメ。

「危険だったり交通の円滑な流れを阻害する車両から優先して駐車禁止の取り締まりをするべきだ」くらいから始めなくちゃ意味無い。お手盛りでやっている限り、前には進まないでしょ。というか「やりましたよ」というポーズでしかないです。古屋公安委員長も官僚に飲まれず、頑張って欲しいと思う。

警察と同じレベルから会議を始めなければならないのなら、有識者の意味など無し。考えてみれば有識者の選定は当局か、それに類する立場の人が行う。せめてJAFや自工会あたりに依頼し、意見を言いたい人を立て、皆で投票して選ぶくらいのことをしたらいい。それなら私だって立候補したい!

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