アメリカと日本とインドの衝突安全性

IIHSのスモールオーバーラップ試験はドンドン対象車&ジャンルを増やしている。ここにきて今まで未テストだったミニバンのデータが公表された。下のリンクを参照のこと。相変わらず『G』という抜群の結果を残したのはホンダのオデッセイ(日本のオデッセイとは違うボディ。デガイです)。

IIHSのミニバン

意外だったのはトヨタ・シエナの『A』評価。今までトヨタ車を見てると『P』評価が基本だった。なのにイキナリのA評価である。思ってる以上に対応進んでいる感じ。気がつけば2014年モデルのプリウスも、今までのP評価からA評価に向上していた。しかも何と! 2015年モデルのカムリはG評価!

遅れ気味なのが日産。ジュークもリーフもセントラもヴァーサもクエストも2014年モデルは軒並みP評価。ホンダやスバル、マツダなど次々とG評価になっていくのに対し、日産だけP評価から抜け出せない。こらもう可及的速やかに対応した方がいいと思う。というか、安全担当役員の問題か?

日本でスモールオーバーラップに対応すべきかどうかは、インドで売っているクルマに日本と同じ安全基準を適用するかどうかという問題と同じ。アメリカと日本とインドを比べた場合、命の大切さは等しい。ただ考え方が違うんだろう。不安な人はスモールオーバーラップ対応車を買えばよい。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ