スタッドレスタイヤは国産3社を!

今年は雪が早いかもしれない。そして積雪量も多い可能性大。スタッドレスタイヤを買うなら、早めに動くべきかと。ということで、そろそろスタッドレスタイヤの記事や広告が増え始めます。といっても全て「アイスバーンに強い」とか「従来型より大幅に性能アップ」とPRしてる。

自動車メディアはタイヤについちゃ歯切れ、どれを読んでも「良い」とか「アイスバーン性能をアップした」でございます。だったらスタッドレスタイヤの性能って横並びか? はっきり「いいえ!」と答えておく。スタッドレスタイヤは条件悪いときほど明確な差が付く。

ということで、これからスタッドレスタイヤを買おうと思っているなら、3つのブランドから選べばOK。ブリヂストンとヨコハマ、ダンロップである。この3つは日本の雪道でテストを繰り返しており、ユーザーからのフィードバックもキッチリ反映していると思っていいだろう。情報量多いです。

アイスバーンでの性能を重視するなら、ブリヂストンの『VRX』かヨコハマの『アイスガード5』しかない。この二つ、昨シーズンの女神湖の氷上走行会で他のタイヤに明確な差を付けた。ドチラがいいかと聞かれたら「条件によります」。アイスバーンって温度や湿度で条件変わる。

ブリヂストンとヨコハマは勝ったり負けたり。贔屓のブランドを買ったらいいんじゃなかろうか。今までブリヂストンのスタッドレスタイヤはドライ路面でのフィールや燃費でヨコハマに負けていたものの、VRXで追いついた(アクセルのオンオフでの走行音変化は多少残っている)。

ダンロップの『ウインターマックス』は総合性能で評価したい。ドライ路面からウエット、シャーベット、圧雪、アイスバーンといった様々な条件でのバランスが良い。滑った時のコントロール性も上々。このあたりは競技で鍛えた? ダンロップのファンなら十分納得出来ることだろう。

その他のブランドは残念ながら厳しい。やはり日本の道で開発しなければ、日本の滑りやすい雪道は難しいと思う。高い欧州ブランドはユーザーの自己満足の高さに助けられてる。日本の自動車メーカーが試乗車に履かせるタイヤって、ブリヂストンかヨコハマです。

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