スモールオーバーラップ

日本は20年前(1994年)の衝突試験内容をベースにしたJNCAPの☆の話をしている中、アメリカじゃ次々と次世代の衝突安全基準となりつつある「スモールオーバーラップ衝突」の評価が進んでいる。先週末も新しい車種を追加発表してます。早くも次期型WRXまでブツけられた!

WRXの試験動画

潰れ方を見てると「タイしたモンだ!」とウナる。Aピラーはキッチリと頑張って生存空間を確保。ドライバーの顔面もエアバッグでカバーしてる。当然ながら余裕の『G』評価! その他、次期型レジェンドやボルボS80、現代自動車のジュネシスなどがG評価を獲得している。

スモールオーバーラップ衝突の動画を見る度に「自分で乗るなら対応車だな!」と思う。だからこそボルボV40を買ったのだ。「そんなこと関係ない」と思う人に、ぜひ下でリンクした動画を御覧頂きたい。技術の進化って素晴らしい! 何世代か進むと、こんな状況になってしまう。

2009年式と1959年式の衝突試験

参考までに書いておくと、衝突安全性は1994年のオフセット導入とエアバッグが登場した1981年、1975年の3点式シートベルトの義務化、1967年のシートベルトの義務化で大きな進歩をしている。まぁシートベルについていえば、着装義務化まで効能薄かったですけど。

現在乗っているクルマをすぐスモールオーバーラップ対応にしましょうというつもりはないが、長く乗るつもりなら、なるべく新しい基準をクリアしているクルマを買っておくべきだと思う。まぁこんなこと書いているジドウシャヒョウロンカは私だけ。そんなニンゲンが1人くらいいてもいいでしょう。

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