タカタのエアバッグ問題の続報

タカタのエアバッグのリコール問題は、非常に難しい状況になってきた。最悪、リコールの範囲をどこまでにすべきかの線引きが出来ない状況となるかもしれません。この件、海外のメディアからも私に問い合わせが来るようになってます。というのも日本のメディアが全く取り上げないからだ。

この点に関して海外のメディアから「メーカーから圧力が掛かっているのか?」と聞かれたので、そいつは否定しておいた。私は何回かこの問題について書いてきたけれど、ナニも言われない。だからこそこうやって書いている。日本のメディアが無関心なのは、数字が取れないからです。

政府を含めたアメリカの関係者も、自動車メーカーも、この件をオオゴトにするつもりはない、と以前書いた。ところがユーザーからすれば大いに不安。加えて昨日、インドネシアで3人目の死者を出した(アメリカで4人と言われているものの、因果関係がハッキリしてるのは2名です)。

海外のメディアはタカタの本拠地である日本での取材活動を開始しているが、どうやらタカタの日本の広報は知らぬ存ぜぬという対応をしているようだ。気持ちは解らないでもないが、アメリカの大手メディアを相手にノラクラした返答をしていれば隠蔽していると言われ、一段と厳しい目に遭う。

ここは最大限の情報公開と真摯な対応をしなければならないと思う。もはや内々で済ますことなど出来ない規模になってきた。リコールの対象も広がるばかり。海外の工場で一部期間に生産された製品だと言われてきたのが、今や世界規模になり工場の特定も出来なくなりつつあります。

すでに大規模訴訟を起こす動きも出ていると聞く。エアバッグ展開したら破片が飛び出して死亡することもある、と言われているクルマに乗るのは誰だって望まない。それが千人の命を救ってきたシステムの副作用であっても、です。この件、自動車の歴史が始まって以来、一番難しい問題になるかも。


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