ダイハツ、自動車メディアに見切りを付ける?

確かに自動車メディアで紹介してくれなくても軽自動車は売れると思う。というか逆に自動車雑誌などが軽自動車を扱っても人気や反響無し。おそらく軽自動車を買う人の10%くらいしか自動車専門誌の情報など見てないかもしれません。そういった意味じゃダイハツは正しい。

さて。ダイハツにとってコペンは久しぶりの「クルマ好き向け」のクルマだと考える。実際、前回の東京モーターショーの時にコペンのコーナーに居たエンジニアの人から回転台の上にどうぞどうぞと言われ、ジックリ見せて貰った。開発チームの意気込みは他のメーカーと変わらない。

そればかりか、先日徳島のラリーでゼロカーをやらせて貰った時も同じ宿にダイハツの有志チームの人達が泊まっており、楽しそうにクルマをいじってました。クルマ好きは多いと考えます。なのになのに! クルマの「品評会」と言って良いカー・オブ・ザ・イヤーに全く参加しようとしない。

売る側は効率だけ追求すればよかろう。されどクルマを作っている側からすれば、手塩に掛けて開発した我が子のような存在。しかも2シーターのオープンカーともなれば、購入の対象はクルマ好きである。美味しい料理を作ったら、同好の士に味わって貰いたいことだろう。

というか新型車を出したらCOTYの候補にして欲しいと考えるのが普通だ。ダイハツはどうでも良いと考えているらしい。本日、WRXの試乗会場で何人かと情報交換してみたけれど、皆さん不思議がってました。もしかすると今年度の対象車の中から10車種を選ぶ「10ベスト」に残らない?

ちなみに現時点で10ベストの有力候補を挙げると1)ノア。2)スカイライン。3)N-WGN。4)デミオ。5)レヴォーグ。6)ハスラー。7)Cクラス。8)i3。まではテッパン。残る2車種は以下の5車種(NX/コペン/ミニ/308/Fタイプ/コルベット)の中から選ばれるだろう。

ダイハツからすればどうでもよい、ということか。時代は変わった、と実感します。

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ