ダイハツ便乗撤退?

何と! ダイハツはモータースポーツ活動を取りやめるという。何で? ホンダのF1とかスバルやスズキのWRCの如く莫大な予算を必要とするジャンルなら解る。けれどダイハツが支援していたの、上を見てラリージャパンのグループNやプライベーター勢。絶対的な金額は多くない。

むしろこんな時こそ自動車メーカーはモータースポーツ振興のため、最小限でいいから援助をすべきだと思う。特にダイハツって今回の不況のダメージが最も薄い。なのになのに! プライベーターでさえ参戦可能な全日本ラリー選手権やダートラからも撤退するという。ガッカリである。ダイハツの評価、イッキに下がりました。

今回の不況、いろんな意味で踏み絵なんだと思う。人間も企業も、ピンチの時にホンネを露呈してしまう。ダイハツってそんな会社だったのか? といった意味じゃ、今年モータースポーツを存続させているメーカーの肩を持ちたい。

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5 Responses to “ダイハツ便乗撤退?”

  1. タコの骨 より:

    あくまで私の個人的な意見ですが、ダイハツは軽以外のイメージもないし、販売している車のモータースポーツイメージが日本一ないメーカーです。

  2. かず より:

    「ダイハツチャレンジカップ」すらヤメてしまった事に驚きました。
    いや、驚いたというより・・ガッカリしたという感じです。
    ライセンス不要、「ダイハツ車なら何でもOK!」なジムカーナイベント。
    オートマもOK、軽トラでさえ参加出来るフレンドリーさが良かったのに。
    モータースポーツというより、レクレーションに近い。お金なんて掛からない。
    それなのに、これすらやめてしまうとは・・・便乗撤退と言われても仕方ない。
    現状打破に精一杯で、「心の余裕」が無いんでしょうね、きっと・・・

  3. じゅん より:

    ここにも、大TOYOTAの余波が・・・?
    これからの車社会はどう変わっていくのでしょうか。
    暫く楽しい話題は無いのでしょうね[E:down][E:down][E:down]

  4. 本当に残念、だけど・・・ より:

    ダイハツ工場で非正規で働いています。
    自身もモータースポーツを愛する立場から踏み絵、という意見には賛成です。日本車メーカーの現状は残念でなりません。
    でも、工場現場でも人員削減する一方、去年暮れからまさに乾いた雑巾を絞るように更なるコストダウンを必死に進めているのを肌で感じている自分としては(省エネの徹底、社内報のインク使用色減、不良品撲滅、果てはウェスや軍手使用減etc…
    )、複雑な気分であるのも確かです。
    「雇用もモータースポーツ文化も全部守る!」っていうメーカーがあればいいんですけど・・。

  5. しげ より:

    数年前に免許を取得しました。経済性を考慮して、コンパクトカーを購入しました。いろんな意味で「お値段の価値」を悟り、収入も少し増えたところで、自分が考える長く乗れる良いクルマを先日悩んだ末に契約しました。
    今のご時勢、HVを買うのも正解だと思ったのですが、契約したクルマを選んだ理由の一つは、そのメーカーが行っているモータースポーツ活動の精神、技術の片鱗が市販車モデルにも宿っていると思えたからです。
    クルマを大事にしながら、厳しい環境でもそのメーカーのモータースポーツ活動や企業姿勢を応援したいと思えたのです。
    そこで各メーカーが連続してモーター活動の休止、撤退を表明は大変残念です。
    特にレギュレーションの縛りに苦しむわけでもなく、円高の影響を受けづらいはずのダイハツの撤退は理解しかねます。
    これでは日本市場は経済カーしか売れないのでしょうか。
    私が買ったクルマはリッター10㎞を上回るぐらいしかありませんが、短距離は自転車を多用し、総燃料消費量を抑制するつもりです。経済カーで低燃費だからと工夫せずにだらだら一人乗り短距離走行を続ける人が変わらずに存在し、日本車のラインナップが通り一辺倒になるのでしたら辛いです。
    もしラインナップ整理だけでなく、メーカーも淘汰されるとしたら、私が買ったメーカーから居なくなると思います。TVでラリーを見ながら、将来の子供にその勇姿を見せたいというはかない夢は夢で終わるのか。文化が終わるのは悲しいです。悲しすぎます。

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