ダイハツ開発のミニバン4兄弟は、なぜダメな自動ブレーキを使う?

自動車嫌い世代が大手メディアの要職に就くようになったためなのだろう。ここに来て自動車事故のニュースが急増している。立川で発生した83歳の女性ドライバーによる2名死亡のニュース流れた直後、長野県でバックしてきた車両に2歳の幼児がひかれて亡くなるという報道。このタイプの事故は連日のように日本中で発生しており、今までニュースになりくにくかった。

されど前述の通りクルマ嫌い世代からすれば「とんでもないこと!」である。死亡事故は当然ながら、有名人の違反や事故も同じくニュースとしてのバリューを持つ。この流れ、個人的には悪いことじゃないと考える。むしろ、安全策拡充の機会だと認識し危険な状況をキッチリ検証。対策すべきだ。今まで適当すぎたと思う。だからこそ有効性の低い自動ブレーキも未だ生き延びている。

中でもウなるのがダイハツ主体で開発したミニバン4兄弟かと。アライアンスに於けるシナジー効果は、本来なら得意技術を他のメーカーが使えることを意味する。なのにミニバン4兄弟の場合、一番性能の低いダイハツ開発の自動ブレーキを使ってます。100歩譲ってダイハツブランドで売るなら問題ない。けれど、トヨタなら圧倒的にダメだし、スバルだと雲と泥の差。

昨日、TV局から「歩行者が犠牲になる事故は自動ブレーキで防げるか?」と電話掛かってきた。自動ブレーキは万能だと思っているようだ。確かに最近の宣伝を見ていると、自動ブレーキさえ付いていたら大半の事故を防止できるような気になってくるかもしれない。この件、自動車メーカーに問い合わせたら、どこも対応してくれないそうな。宣伝はバンバンするが、広報に聞くと断られる。

メーカーの事情も理解できる。TVの取材は浅いためミスリードされる可能性の方が大きい。そもそも「歩行者は感知できない」という事実だって公表したくないだろう。取材を受けないという選択は保身を考えれば賢明かもしれない。このあたりは安直な取材&理解で報道するTVメディアも、都合の悪いブブンは隠そうとする自動車メーカーも、ユーザーの方向は見ていない。

自動車メーカーに嫌われながらも、私らが正確な情報を出し続けるしかないかもしれない。嫌われキャラのお墨付きをもらってしまったこともあり、「焼け石に水」か「砂漠に水か」解らないけれど、自動車メーカーから「余計なことを書きやがって!」と言われるつつもマイペースで。クルマ嫌い世代が正しい認識を持って報じてくれるようになったら、ダメな自動ブレーキは淘汰されると思う。


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