トヨタ対ホンダ

トヨタは本格的なハイブリッド攻勢を始める。ただ開発にあたって「徹底的にコスト削減せよ!」というオーダーが出ていると
いう。確かにカローラHVの中身を見ると基本的にアクア。SAIも少しばかり古くなった2,4リッターエンジンを見直すことにより(カムリ用の2,5リッターはフロアの関係で搭載出来ない)燃費を向上させた。

コストダウン努力は悪いコトじゃない。逆にそれこそトヨタの強さでもある。トヨタのコストダウンが批判されるのは、安全装備など本来なら「コストダウンしちゃアカンでしょう!」ということまで手を抜くからだ。とは言え出遅れた技術も
「モハヤコレマデ!」というタイミングで全モデルに展開してくるから決定的な弱点にならぬ。

アクアに届く燃費性能を持つフィットHVながら、コスト的には相当厳しいと思う。当面値引きもないだろう。一方、アクアの生産コストときたら驚くほど低いそうな。そいつを現時点じゃ10万円以下の値
引きで売っている。もはや濡れ手に粟の状態。フォットHVと競合したら、必ずや魅力的な条件を提示してくるに違いない。

いずれにしろ国内販売に於いてホンダがトヨタの尻尾を踏んだことは100%確実である。ただトヨタも現在はお金儲けのフェイズにあり、ホンダを正面から叩くだけの”材料”
を持っておらず。しかもお金儲けのフェイズだからして技術は伸びない。現時点の「武器」は値引きくらいか? 自動ブレーキくらい欲しいところ。

ホンダのDNAは「負けず嫌い」である。矢継ぎ早に新しい技術を投入できれば、吠える虎の射程距離から離れられるかもしれません。このあたりのジャッジはユーザーに掛かっている。カローラHVとSAIの売れ行き、好調を維持出来るだろうか? 3か月くらいで落ち込んでくるようだと、トヨタも戦略変更しなくちゃならんです。


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