トヨタ躍進中!

トヨタが北米に8カ所目となる工場の建設を発表するなど、絶好調だ。日本に莫大なる収入をもたらしてくれる点で素晴らしく貢献している。ぜひともこの調子で頑張って欲しい。ただトヨタというメーカーのDNAなのか、絶好調でもその”効果”はトヨタ周辺にしか及ばない。『トヨタ中心主義』とでも言うべきか。「冷たい」と言い換えてもよかろう。中越地震の時にボランティアの勉強をさせていただいた。その際、私がクルマを貸して欲しいというお願いをしたの、ホンダと日産と三菱自動車。この3社、頼めば「いいですよ!」と答えてくれるだろうというという雰囲気を持つ。というか普段の付き合いで、ある程度返事が予測出来ます。けれどトヨタというメーカーは違う。トヨタが判断し、内側から動き出せば凄いパワーを持つ。その逆だと全く予測出来ないのだ。中越地震の時は「断られるかもしれない」と考え、依頼しませんでした。じゃトヨタにボランティアの精神が無いかとなれば、そんなことありません。トヨタ社内で人望のある人は、皆さん「世の中のためになることをやりたい」と言う。実際、見えないところで様々な「善行」をやっているようだ。ただ「リクエスト」に応じた動きじゃないため、見えにくい。というかお願いした人がいないため、お礼も言われないし何をやっているのかさえ表面に出ないということです(聞くと驚くことが多い)。トヨタはそれでいいと思う。前置きが長くなった。トヨタ的でない会社に元気が出て来て欲しいと強く感じる。ホンダを筆頭に日産、三菱自動車、富士重工あたりが元気になってくれると(マツダとスズキ、ダイハツはトヨタ的なメーカーです)、クルマ好きも増えてくるような気がします。

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