ドクターヘリ

全国でドクターヘリの導入に向け、予算を組み始めている。確かにドクターヘリは道路事情や病院事情の悪い地域の緊急医療にとっちゃ素晴らしい武器になります。今や道路作っても病院が無くなってしまう時代。道路族のオタンコ達は道路作りしか考えませんけど……。驚いたことに沖縄でもドクターヘリを導入しようとしている。御存知の方も多いだろうけれど、沖縄の離島は30年以上前から緊急医療を必要とする事態になると自衛隊がヘリで患者を移送していた。役場から要請すれば、すぐ飛んでくれるのだ。自衛隊なら維持費無料。加えて機材やパイロットの技量だって揃ってます。救難捜査をするようなヘリ、相当の悪天候だって苦にしない。なのになぜ自前のドクターヘリを欲しがるのだろうか? これぞ税金のムダ遣いだと思う。本当に国民を向いている行政なら、自衛隊のヘリをドクターヘリとして使うような法案を作るべき。交通事故で発生する重篤者の緊急搬送にもぜひ対応して欲しい。

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One Response to “ドクターヘリ”

  1. より:

    こんにちは。
    気になったもので書き込みさせていただきます。
    まず、医療設備はドクターヘリにはかないませんし、自衛隊ヘリは大きすぎて離発着場所に限りがある。
    また、自衛隊機の派遣要請が出ると、医師が派遣されます(輪番制のプログラムが県により組まれています)
    しかし、医師が自衛隊基地に到着するまでのタイムロスなどもあります。
    また、現在問題となっているのが本島北
    部。
    救急車で30〜1時間かかる地域もたくさんあります。また、昨今の医師不足で産科などは中部に運んでいる状態、その際は二時間かかることも。
    また、スペースがあれば現場に直行できるというメリットもあります。県内いくつかのヘリポートも活用されています。
    これらの点を踏まえて、医師がパイロットと共に常駐しているドクターヘリは医療の要である初期治療という点で見ても、優れています。
    自衛隊の活用も含めて、医療全体を考える必要がありますね。

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