ネズミ取り

警察はネズミ取りのコンセプトを変えるという。今までは取り締まりのしやすい場所で行っていたが、危険度の高いトコロに重点を置くとのこと。すでに新しい方向に向けて動き出しているようで、一昨日は私の家の近所の30km/h制限区間でレーダー式のネズミ取りをやってました。果たしていかに?

まだまだ解ってないと考える、一昨日見た場所、確かに住宅地なのだけれど、歩道は強固なガードレールに守られてお
り、事故だって少ない。つまり30km/h制限区間で、しかも「取り締まりのしやすい場所」を探しただけなんだと思う。危険度は高そうかもしれないが、客観的に見たらタイしたことないです。

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本当に危険なのは、下の写真のような歩道と車道の区別の無い道である。ちなみに上の場所も歩行者とクルマの区別の無い下の場所も制限速度は30km/h。こういったお年寄りや子供が日常的に使っている道を飛ばしているクルマこそ粗暴かつ取り締まりの対象にしなくちゃアカンです。

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残念ながら現場の警察官に判断能力など無い。古屋国家公安委員長の真意は、警察官でも理解出来るような条件を挙げないと伝わらないと思う。具体的には「歩道と車道の区別の無い道」です。参考までに書いておくと、下の写真の道で60km/hくらい出してるオタンコがいる。スピードガンで計りましたから。

一般メディアやネットの反応など見てると、今回の警察の取り締まり方針変更に対し賛意ばかり。めでたいと思う。上の写真の道なんか40km/h制限でおかしくない。なのに都内の幹線道路以外は30km/hに引き下げた上、取り締まりを強化するという。もう少しまともなアドバイザーはいないのか?

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