フィットHVvsアクア

フィットHVの燃費がアクアより良い最大の理由は走行用電池の性能によるものだと考える。こう書くと「フィットHVの電
池って容量864Wh。方やアクア936Whで優位にあるんじゃないの?」と思うかもしれない。確かに容量だけ見ればアクアのニッケル水素電池の勝ち。し
かし! 性能で見たら、やっぱしリチウムなのだ。

トヨタ車のニッケル水素電池は936Whあっても『SOC』と呼ばれる「実際に使う容
量」が最大で40%程度。おそらく通常は30%以下で使っていると思われる。例えばプリウスを満充電状態にし、EVモードで走ったら2〜3kmでエンジン
掛かってしまう。電費を7km/kWhとすれば、350W程度がSOCとなります。

まぁ難しいことはコッチに置いておく。アクアの電池を
SOC30%で使うと、280Wh。フィットHVに搭載されているリチウム電池をSOC40%で使えば345Whになる。この差は決定的に大きい。回生制
動を15%くらい大きく取れると言うことですから。ちなみにアクアの実燃費がプリウスと変わらないのは電池容量少ないせいだ。

逆に考えれ
ばアクアの電池をフィットHVと同等の性能にしたら、アクアの方が燃費良くなること間違いなし。多くのメディアはフィットHVの燃費の良さを7速DSGや
ワンモーター式ハイブリッドから来ると紹介しているけど、間違いだと考える。やはりハイブリッドシステムとして評価したら、アクアクラスならトヨタ式が優
れてます。

おそらくアクアはマイナーチェンジで、お金が掛かるバッテリーの変更しないままフィットHVの36,4km/Lを凌ぐ数字を出
してくると思う。低転がりタイヤやブレーキ制御の適正化など、いくつか打つ手は残っている。さらにフルモデルチェンジのプリウス(リチウム電池になると思
う)もフィットHVの燃費を超えてくるだろう。

ただ客観的に考えてみれば、キャビンスペースに代表されるフィットHVの「車格」はアクアとプリウスの中間くらい。価格がアクアと同じくらいならフィットHVの方が魅力的だし、改良型アクアに燃費で並ばれたって商品力で勝てるだろう。フィットHVの優位性は高い。アクアにとっちゃ強敵になること間違いなし。


2 Responses to “フィットHVvsアクア”

  1. かず より:

    ホントにその通りだと思いました。いいね、にクリックです…( ロ_ロ)ゞ
    それぞれの車の魅力が基本的に変わらないから、これって社風なんでしょうか?
    トヨタVSホンダ、切磋琢磨する事って健全なんでいろんな意味込めて、頑張って欲しいです。

  2. 阪神ファン より:

    トヨタVSホンダ、おもしろくなりそうです。
    軽自動車ではダイハツVSスズキ。
    いい競争をして素晴らしい車を開発してほしいです。
    それにしても素晴らしい燃費向上。
    原付スクータを上回る勢いだと感じます。

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