ホンダ、狭山工場を閉める。残念

ホンダが「狭山工場を閉め寄居工場に移行する」と発表した。年間生産台数25万台という大きな工場を閉めるとなれば、周辺に与える影響だって大きい。一方、ホンダの国内工場の稼働率は70%程度と低迷している。ホンダの業績にとって大きなマイナス材料になってました。

埼玉工場同じ25万台規模の寄居工場は本来ならジェイドとグレイスで稼働率をアップさせる予定だったものの、全く売れず在庫の山を作ることに。期待のシビックも日本生産の4ドアボディはイキオイ無く、年産1万台に遠く及ばず貢献出来そうにない。新鋭の寄居工場が厳しいのだ。

そんなことから古い狭山工場を閉めるという選択になったのだろうけれど、残念なことである。やはり製造業が無いと経済は上向かない。なんたって自動車は我が国の基幹産業だ。というか、どこの国にとっても自動車産業は重要。だからこそ輸入車に対し高い関税を掛けるのだった。

本来ならBR-Vのように下を見て月販5千台は期待出来るモデルを導入すれば年産6万台で、寄居工場をフル生産に持って行けただろうに、シビック選んで3タコになった。ホンダは今後も「輸入増えることも国内市場が回復することなど無し」と判断したのかもしれない。

 

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