ホンダF1、7戦で4ユニット目を投入

他で書くとコメントに全く責任取らないアニメキャラ君達を激しく興奮させるため、ここだけの週末ネタでございます。

驚いたことに今やホンダ社員の大半は、青山の営業&事務方も、研究所も、F1に全く関心を持っていないのだという。もっと言えば「関わりたくない」とか「見たくない」に近いのかもしれない。確かに一向に期待出来ない状況を見ていると、無視したくなってしまうことだろう。

昨日行われたカナダGPの予選で、アロンソもバトンも4ユニット目を投入することになった(エンジンもハイブリッドユニットも4つ目)。カナダGP、19戦中の7戦目であります。次のパワーユニットを使うときは予選10グリッド降格です。まぁ実力で14番手くらいだから、実害ありませんけど‥‥。

新井さんというプロジェクトリーダーは優秀だと聞く。けれど同じ陸上のトラック競技でも短距離とマラソンは全く違う。マラソンで実績ある超ベテランに100m走をやらせても、方向性だけ解るだろうが、真髄に触れることなど出来まい。第3期のリーダーだって2輪に戻ったら真価を発揮した。

もはや意地になっているのかもしれない。このまま続けていても、確実に今シーズンは表彰台など夢。来シーズンだってリスタートが遅くなればなるほど厳しくなってしまう。キャリアの仕上げをこんな状況で迎えるのは幸せなことじゃないと思う。誰か良い道を付ければいいと思います。

若い頃からF1をやっていて59歳になった人は多くの引き出し持つし、人脈だってある。突如F1をやるとなったら、出来れば30歳台。難しいなら40歳台前半のパワー&柔軟性なければ難しい。第2期F1は40歳代前半だった川本さんが引っ張り、その後を40歳代の桜井さんや後藤さんが引き継いだ。

第1期の中村さんは当時40歳代前半。6月1日から社長になった八郷さんが手を打つと期待します。改革行い前に進み始めたなら、ホンダのパワーと集中力を持ってすれば秋口から「あら? 変わりましたね」という雰囲気が出てくることだろう。今の状況、みんなハッピーじゃありません。

・追記 バトン車は決勝を前に5基目となるハイブリッドユニットとタービン交換を行ったことを発表。予選を走っていないため降格ペナルティに意味なし。そこで決勝時にドライブスルーペナルティを受けることとなった。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ