マツダの株価が2014年からずっ~と低下傾向。1000円まで下がったら買い?

良いクルマを作ってもマツダの株価は下がり続けている。直近5年の最高値は2014年の3200円。希薄化もありず~るずる落ち続け、今や1340円です。3分の1になっちゃった。自動車業界全体の流れかとなれば、そんなことない。トヨタの場合、同2015年の8600円で今は7000円。2015年に同4400円を付けたホンダは不調と言われながら3200円。マツダほど酷く落ちてるメーカー無し。

まだ落ち続けるだろうか? 自動車メディアが伝えるマツダを見ると悪いニュースなど無し! なにしろ電池自動車にトータル熱効率で勝てるエンジン技術は世界一。間もなくスカイアクティブXも登場だ。人間を動きを詳細に分析したハンドリングだって素晴らしい! デザイン一点の曇りも無い快晴。新しい6気筒エンジン積む高級後輪駆動車を投入していく

状況分析能力も素晴らしい! 昨年11月のブルームバーグによれば昨日の株主総会で社長になった丸本さんはやるべきことが解っているようなコメント。その通りだと思う。けれど国沢光宏は「まだ落ち続けるかもしれませんね」。”自分勝手”を続けてきたツケを未だ返し始めてもいないからだ。この流れ、2011年にアメリカ工場を閉めてメキシコに工場を作るあたりから始まっている。

アメリカから撤退。マツダ難しい舵取り

「アメリカで売るならアメリカで作るべき」と考えたのは真っ先にアメリカ工場作った本田宗一郎さんです。貿易摩擦の時に「アメリカ人が豊かになることでトヨタ車も売れる」と理解したのがトヨタ。マツダは何も学ばなかった。自分勝手の考え方は電気関係技術の出遅れや、ワクワクするクルマ作りが出来ない理由、そしてモータースポーツを「ムダ使い」と考える根底に流れている。

今後、アメリカ問題で厳しい状況に追い込まれ、「凄いぞ!」と信じているスカイアクティブXはハイブリッドに燃費とコストと楽しさで負けてウナリを上げる大空振りし、超イケると思って投資した後輪駆動車もバット折れてピッチャー前のボテボテかと。とにかく「ガンコ」や「自分勝手」で始めた空気読めないプロジェクトは全部アウツになると思う。株価低迷止まらんしょ。

ただし! 素晴らしいポテンシャルを持っている。金井さん達が作ったマツダの生産システムは万全。4WDや自動ブレーキなどの開発レベルを見たら世界TOP。次期型プラットフォームに電動化技術の中核になるブレーキバイワイアも採用してます。デザイン力もある。舵取りさえしっかり行い、トヨタのように社長が夢を語れば(今のマツダは悪夢を語ってる)十分挽回出来ると思う。

三菱自動車は470円の時に買いを推奨

マツダの将来が決まるのは今だと思うけれど、状況は最悪に感じます。逆に舵取りを上手く行えば、株価は2000円くらいまで上がる可能性大。三菱自動車は500円を切ってる時に買いを推奨した。900円で売っていればオイシイ思いが出来たと思う。500万円買ってたら900万円になりましたから。マツダが1000円を切り、正しい方向向けば絶対に買いです。今は絶対ダメだと考える。

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