マツダの課題

マイナーチェンジしたMPVに試乗した。もともと弱点の無いミニバンだったけれど、5速ATを採用したり、乗り心地を大幅に改善させた結果、相当魅力的なクルマになった。このジャンルの売れ行きNo1であるエスティマと比べたって全く負けておらず。いや、勝っている部分の方が多いくらいだ。なのにマイナーモデルも爆発的に売れるとは思えない。ここがマツダ最大の課題かと。「良いクルマを作っても売れない」。こらもうエンジニアにとっちゃ辛いこと。正確に言うと「どういうクルマを作ったらいいのか解らなくなる」です。新型アテンザも同じ。ハンドル握ると正統派の良いクルマである。これをどうやってPRするのだろうか?

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4 Responses to “マツダの課題”

  1. 国沢さん、こちらのブログでは、初めましてですが、昨年のCARトップの企画「CTアミーゴ」の神戸ロケでお世話になりました、zoomzoom@兵庫こと藤原です。
    僕も、マイナーチェンジしたMPV、とっても気になっています。
    確かに、商品力は高いのに、何故売れないのか・・・やっぱブランドイメージなんですかね?
    新型アテンザも、昨日、試乗してみたんですが、オトナのスポーツって感じで、他社に負けないぐらい良い車なのになぁ。
    メーカーもそうですが、我々マツダ車ユーザーが、マツダ車の良さをアピールしていかないといけないのかなぁと思う今日この頃です。

  2. こんにちは。
    自分もアテンザ試乗しましたが、市街地だけの試乗コースではアテンザの良さを実感できず。確かによくできている気がしますが、その良さは交差点をいくつか曲がる程度では感じにくい。
    ブログにも書きましたが、ディーラーのセールス氏も”誰に売るのか、車の良さをどう伝えるのかわからない”、”足回りにお金かけるなら、トヨタ的に目に見える部分にお金かけたほうが良い”等と、少し頭を抱えていました。
    MPV試乗はしてませんが、運転席周辺や、2列目、3列目、ラゲッジ等ずいぶん良くできていると感心しました。MPVのACのスイッチの操作感なんて最高!
    そんな良さをより多くの人に伝える方法を考える事がMAZDAの課題のひとつだと思います。
    ロータリーに拘り続け、未だに新たなロータリーを模索しているMAZDAには是非頑張って欲しいです。国外の好調さを何とか国内でも反映してほしい。

  3. エコ より:

    MPVのフロントマスクは随分と高級感が出て良かったですね。マイチェン大成功じゃないですか。
    ただステアリングがカッコ良くないんですよね、最近のマツダ車。
    スポーティ=3本スポークだ、という概念にこだわりがあるんでしょうか?
    個人的に3本スポークのカッコいい日本製純正ステアリングをあまり見たことありません。IS-Fもそうです(インパネがいいので余計に残念)。
    インフィニティEX35、新フォレスターぐらいでしょうか、良い3スポは。
    せめてファミリーカーにはトヨタのような4本の保守的な安産型デザインを採用してみてはどうでしょうか。
    アテンザのステアリング、形いいけど色や質感が見ていていそがしい。マークでか過ぎだし。
    内装が旧態依然といった感じですよね。外装がいいだけに、内装との雰囲気が一致しないのは残念。

  4. 国沢光宏 より:

    藤原さん御無沙汰です。
    新型アテンザもマニュアル、ありますね!
    藤原さんのことを伝え、
    今後もマニュアルを残すように頼んでおきました。

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