ヤリスGR-4、3日間で1000台受注。少し物足りない。最初のゴールは1万2500台です!

1月10日から予約を開始したヤリスGR-4の受注が1000台を超えたという。この台数、多いか少ないかと聞かれたら「悪くはないけど良くもないですね」というビミョウな状況だと思う。というのもGR-4はWRカーのホモロゲを取るため2万5千台作らないとならない。日本で半分という大雑把な目標を立てているようだけれど、もっと売りたいと考えているようだ。

永田が早速オーダーしている。10日の申し込みなので間違いなく最初の1000台に入っているため、8月と言われている納車開始後1ヶ月以内に手元にくるだろう。ホモロゲの取得を考えたら月産2000台程度。今オーダーすると年内納車可能だと思う。さてさて。私としちゃ大いに物足りなかったりする。初期受注で5000台くらいくると予想していたからだ。

なんで5000台来なかったのか? やはりWRCの認知度が足りないんだろう。このクルマの本質を知っていれば396~456万円という価格は高くない。でもWRCに興味の無い人なら、単に272馬力エンジンを搭載したコンパクトスポーツという受け止めだと思う。メガーヌRSのトロフィーは300馬力エンジンにブレンボやレカロが付いて489万円。サーキット走ったら速い。

普通のスポーツモデルと考えたらコストパフォーマンスという点で少し弱いのかもしれません。ラリージャパンが開催された後なら、今のまんまのGR-4でもガッツリと食いついてくるでしょう。かくなる上は今シーズンしっかりWRCをアピールしていくことだと考える。市販車に近い車両で競うWRCをアピールしていくことは、トヨタにとって大きなプラスになると思う。

 

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