リーフの中古車価格

アメリカでリーフのリセールバリューが伸び悩んでいるという。購入時の金額こそプリウスと同等ながら、手放す時の価値を比べると圧倒的に厳しい。この点がリーフにとって次の大きなハードルになりそうな雰囲気になってきました。なぜか? 理由は簡単。電池の寿命に不安を抱えて いるからである。

日本でも同じ状況になってます。リチウム電池の容量低下は、1年間あたり1,5%。走行1万kmあたり1%と考えてい い。初期型リーフで5万kmくらい走ると容量が90%程度になる。こうなると新車だと12個点灯している電池容量セグメントの一つが消えてしまい、フル充 電しても11個しか点灯しない。

乗っている人からすれば、クルマの性能低下を実感出来る。寂しいことでございます。中古車を買う人にとっても同じ。というか電池劣化進行中の電気自動車なんか欲しくないでしょう。さて。ここからが本題です。BMWのi3に乗って「あらら?」と思った点がある。フル充電してもガンガン回生するのだった。

リーフの場合、フル充電直後は回生しない。電気を作っても電池容量一杯だと貯められないからだ。不思議だな、と思って調べたら、どうやら「こら考えましたね!」という電池の使い方をしていたのである。ジツは公表されている電池容量って、本来の性能の90%くらいなのだった。隠れ容量を持ってるワケ。

ここからは想像になるけれど、電池の容量低下と共に「隠れ容量」を使うようにしていくんだと思う。これなら3年/5万kmだと新車時の容量をそのまんまキープ可能。加えて容量が85%くらいになると、経年による容量減少も走行による容量減少もマイルドになっていく。きっと長持ちするだろう。

ということでi3の制御方法だと、10年/15万km走っても新車時から15%くらいの容量低下に抑えられるという寸法。15年すれば交換用の電池だって安くなるだろうから、現在の「電池の寿命がクルマの寿命」というリセールバリューを悪くしている最大の問題点を解決出来ると考えます。

この件、今まで情報ルートの都合で書かなかった。昨日、日産の志賀副会長がアウトラインを御存知だったので、もはやルートは複数あると判断して公表した次第。


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