リーフ登場!

リーフが発表された。自動車業界の反応を見ると、未だ普及に懐疑的である。というか電気自動車の肯定をする際、断り書きを
してる人も少なくない。私一人しかオーダーしていないという状況を見て「どうなってるのか?」と思う。ダメだったとしても新しいモノを試してみたくないのだろうか。

まぁクルマのことを書いて糊口を凌ぐということを口を酸っぱくして言い続けているワタシのヨメさんですら「何でそんなクルマを買うのか」とオカンムリだから、理解し難いかもしれません。けれどこらもうプリウスの時と同じく本能的なことかもしれないけど、リーフは絶対イケると信じている。

ゴーンさんは好きでないし、自動車メディア嫌いの国内販売担当の役員もさらに好きじゃないが、そんなこと関係なし。良いモノは良いし、ダメなモノはダメだ。リーフの数少ない弱点だと思っていたスタイルも、永田によれば「パールが凄く良かったです」。写真見たら確かに悪くない。

リーフは大成功する、とワタシは考えます。クダらんことながら、唯一の難点が寒冷地仕様を選ばないと革巻きハンドルにならない点。革巻きハンドルじゃないクルマなど考えられぬ! パーツだけ取って交換出来ないもんだろうか? どんな社外品のアクセサリー出るかも楽しみ。


て。仮に日産がリーフをJAF公認車両として申請したら、何ccクラスに区分するのだろう。出力であれば1,3リッター級か? クラス区分によっちゃ面白い勝負になるような気がします。地方選のラリーであれば途中の充電を1回くらい認めてくれたなら、十分参戦できる。

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12 Responses to “リーフ登場!”

  1. 小林 英弘 より:

    自動車雑誌を読んでるとクルマ業界の人達って驚くほど保守的というか古典的な価値観に固執していると思う事が多々あります。「クルマは2リットル前後の5ナンバーサイズのMTのFRが理想」とか「やはりメルセデスはメルセデスであった(←いやいや意味分かりませんから(笑))」とか。リーフも電気自動車云々以前に「MTがない」なんていう恐ろしく低次元の理由で拒否反応を示してる人達が少なからずいるのでは?とさえ思ってしまいます。21世紀の現在に未だに「クルマはMTのFR!」と言ってる人って「ご飯は釜戸!」と言ってるのと同じだと思います。確かに釜戸で炊いたご飯は一粒一粒がもちもちしてたりおコゲがあったりして「味」はありますが、さすがに21世紀の今になっても電器炊飯器を否定し続けるってちょっと異常でしょう? リーフも案外そういう低レベルな思考で拒否反応してる人達が多いんじゃないでしょうか? それと話は変わりますが昨日の夕方のラジオで「新型車に全車VSAを装着することが義務付けられた」って言ってましたが、素晴らしいですね。「また国がコスト高になるコトをメーカーに押し付けて国内販売の足を引っ張って景気悪化をもたらそうとしている」と否定的に言う人達もいるでしょうが、コストがかかってもいいモノは是非付けましょう!と言いたいです。変な理屈いう人でも自分の子供の買うクルマには絶対VSAは付けさせるでしょうし(笑)。

  2. たんたん より:

    リーフの長期レポート楽しみにしております。

  3. lucky より:

    いつも、拝見させていただいてます。
    luckyも注文してます。色は黒です。夏がちょっと怖いですが、乗ってみたい気持ちが勝ってしまいました。
    本当に充電インフラとバッテリーが問題かもしれませんが、車はガソリンも電気も補充しなければ走る事ができないので、個人的に、対策を考えれば良い事です。
    それよりも、新感覚のドライブを楽しみにしてます。

  4. tm256 より:

    金曜日は横浜のグローバル本社に「招待」されたので(笑)、リーフ発表会に行ってきました。
    三菱もi-MiEVを始めとしてEV事業に社運を賭けている面がありますが、日産もEV事業には半端なく力入れてます。
    これを見ても、やはり自動車産業では100年に一度の大変革が起きつつあると感じます。
    トヨタやホンダもいずれエンジン主体から電池+モーター主体へという戦略の流れをより鮮明にしていくことになるのではないでしょうか。
    (プリウスPHVの量産は、既にその流れに沿ってると思います。)
    ちなみに私の住んでる神奈川県では、国の補助金に加えて県の補助金も認定EVに対して出るので、リーフを260万円位で買うことができます。(軽のi-MiEVなら227万円と更に安い。)
    これは、国沢先生がCORISMでも既にご指摘のとおり、深夜電力を使用して何年か乗ることを前提とすれば、神奈川では、プリウスSとリーフの値段はほぼ同じで乗れば乗るだけリーフの方がトクになることは確実かと。
    急速充電器の設置箇所もダントツに多く、県内のかなりの場所をあまり不自由なくEVで運転できると見てます。
    日産の技術陣も頑張りましたね。JC08ながら200kmの航続距離ということで、これも神奈川のアンケートで大半の人が実用的と思う最低限の位置充電走行距離を打ち出しての発売。
    当面懸案は電池のコストダウンですが、中国や韓国に負けない量産化投資によって、一日も早く普通の消費者でもEVが手軽に購入できるレベルにしてくれることを期待します。
    個人的にも、筑波サーキットで横に乗せてもらって欲しくなったので・・・(あの「最悪」(?)と言われるデザインも見慣れると意外にカワイク思えてきました・・・爆)
    ちなみに、日産の方に聞くと試乗イベントなどは競争率が1000倍位あったらしいです。道理でなかなか試乗の機会に当たらない訳ですな。

  5. さね より:

    自分は電気自動車に懐疑だったけど、リーフ出たら時代はやっぱり変わるんだなあ、と思いしらされました。今はまだ後続距離は遠出には短いし不便だろうけど。自宅の充電器の問題(マンションですうち)やあれやこれやあるけど、実物が出てきたら一気にハイブリッドもガソリン車も古く感じました。高いから買えませがまだ、一度出たら急速に進歩しそうだし。ただ四つのタイヤがついた車なんだから基本はおろそかにならないよう期待してます。 後3から5年後乗れるようなるといいなあ。電池の進歩に期待します。

  6. エレキ より:

    トヨタプリウスはダントツの独走な感じですが、NISSANの電気自動車技術は10年経ってもダントツでプリウス的独走でいられるでしょうか?
    またいつものようにトヨタの後出しジャンケンで負けないように、電気自動車ならNISSANと言われるよう頑張っていただきたいです!

  7. すとりんがー より:

    ガソリンスタンドの廃業がますます加速しているのも電気自動車普及の追い風になるのではと言われていますね。
    すでに都市部でもガソリンスタンド過疎地が出ているそうで燃料補給もままならない地域なら電気自動車が大きな選択肢となるのでしょう。
    軽トラのEVが出れば意外と早く普及率が高まって来るのではないでしょうか。
    問題は灯油の供給体制や耕運機などの燃料でしょうけど。

  8. 宗一郎 より:

     私は正直電気自動車への性急なシフトは懐疑的です。今は補助金頼みで価格競争が出来ています。量が売れても続くのでしょうか?これは車の量産効果によるコストダウンで解決できるとしましょうか。で、充電問題。これも技術の進歩で解決できるとしましょうか。ただ、電気スタンド事業が利益ベースに乗るのか否かって問題もあります。ガソリンスタンドが廃業に向かう中どこが電気充電事業に積極的になるのでしょう。1台に数十分は充電にかかることを考えれば専業電気スタンド事業は厳しいかもしれません。
     そして、肝心の電費です。今、ガソリンは色々諸税がかかっています。それは電気より遥かに重いのではないでしょうか?ガソリン税収が下がって行く中、電気は課税されないでいけるのでしょうか?国は二酸化炭素排出削減の為にあきらめるのでしょうか?電気に同程度の税金がかけられたとしたら途端に電気のコスト優位性は縮まるのではないでしょうか?とかく迷走しがちな政府にそこまでの展望はあるのか疑問です。
     電気自動車の普及を世界に先駆けて日本がリードするって事を信じるには政府にそれをリードする力量かあるって事を信じるのと同義に思えるのです。カリフォルニア問題をクリアする以上の事を私は電気自動車事業と日本政府に今のところ見出せません。 

  9. COLT より:

    思い出してください。
    初代の前期型プリウスを購入した自動車評論家が何人いたことか。
    「恋は盲目」であるように車好きが自動車評論家になると視野が狭くなってしまってリーフが見えてないのかもしれません。
    その点国沢さんは自動車評論家の枠組みの中ではチャレンジャーですね。でもそれが世間一般では普通だと思います。

  10. ao より:

    電気自動車は静か過ぎて危ない、という問題は解決したのでしょうか?
    損保の自動車料率は、対人が高めです。プリウスよりも上。
    しかも、販売前に改定し料率アップ。
    やはり人身事故を怖れての料率アップなのでしょうね。

  11. OLD より:

    皆さん情緒的に電気自動車をとらえていますが、EVの普及は経済性だけです。その意味で日本ほどEV向きの国はないでしょう。
    走行距離が欧米に比べて短い、渋滞で頻繁なストップゴー。東南アジアのタイやフィリッピン、インドも同じような状況ですが、300万のEVが普及するのは、まず日本でしょう。
    韓国、中国は交通環境良好なので、最悪の日本ほどEVは普及しません。

  12. ゴウ より:

    私も、白(シルバーかも)のリーフをcorismで拝見して、意外といいなと思いました。キラキラと光る縦長のヘッドライトも相まって、グッと未来感が出ていますよね。あの受け口ぎみのバンパー下部さえ何とかしてくれればと悔しい気持ちも残っているので、早くもMCに期待しています。

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