ワゴンRハイブリッドは17万6千円高

今までも何度か書いてきたことながら「ECOにボランティアはない」です。環境に優しいからと割高なお金を出す人などごく少数。エコロジーと同時にエコノミカルじゃなくちゃダメ。だからこそプリウスだってガソリンが高価になった頃から売れ始めた。エネルギーコストで車両価格のモトが取れないプリウスPHVは売れない。

という観点でワゴンRのなんちゃってハイブリッド(以下N-HV)を評価したらどうか? JC08で32,4km/Lを達成した『FZ』というN-HVは137万2680円。JC08が30km/Lの従来型ワゴンRの『FX』だと、革巻きハンドルとアルミホイールが落ちるだけで119万6640円。装備差を無視すれば17万6千円高い。

実用燃費をJC08の6掛けだとしたら、FXは18km/LのFZで19,4km/L。走行1万km毎に6600円差。10万km走ったって6万6千円しか浮かない。というあたりをどう考えるかだろう。無理な金額ではないと思うけれど、飛びつきたくなるほど魅力的とも感じない。軽自動車のユーザー層がどう判断するのか楽しみ。

以前も書いた通りワゴンR系の軽自動車を考えているなら半年以内に魅力的な対抗馬が出てくる(ベストカー次号あたりのスクープ情報で登場する?)。JC08燃費は29km/Lくらいかもしれないけれど、私なら迷わない。だってせっかくクルマを買うのなら楽しい方がいいですから。

 

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