三菱ライラ価格強烈!

三菱自動車が伝家の宝刀を抜いている! ミニカの商用車である『ライラ』という特別仕様車を小変更したのだけれど、価格を見て驚く! 何と58万3千円! 装備がまたスンゴイ! ABSはもちろん、運転席エアバッグまでオプションなのだ。ちなみに運転席+助手席エアバッグ付けてもスズキ・アルトの67万7250円より安い。

ダイハツで最も安いミラバンも67万円である。安全に対する原理主義者からすれば非難囂々だろうけれど、エアバッグ無くたって物理的に速度の出せない離島なら全く問題なし。2〜3年落ちの中古車を買う予算で新車に手が届くのだから嬉しいと思う。繰り返すけれど「よくぞ踏み切った!」と高く評価したいです。

このくらい思い切った戦略を繰り出さないと三菱自動車はホントにアブないと考えます。可能ならミニカのエンジンとミッションを使い、さらにコストダウンした「カッコ良いボディ」と組み合わせて59万円くらいで販売したら文句なし! もはや衝突安全性などミニマムでOKである。ライバルと同じ商品を作っていたら厳しい。

ちなみにライラの車重は680kg。50馬力の660ccエンジンで元気よく走ってくれることだろう。どこか三菱系のショップがこのボディにロールケージ組んでそのまま草ラリーに出場できるよう
な車両を仕立てて100万円くらいで販売したら面白いと思う。というか、街乗り用にしてもカッコよいんじゃなかろうか。

ロールゲージと強化サスを組んで、補助灯やマッドフラップを装着。インテリアはバケットシート&スポーツステアリングで決まり。3点式を残しつつ4点式のシートベルトを追加。当然の如く内装材を剥がす。こいつにアンダーガード付けて100万円といったあたりかと。ちょっと欲しくなりませんか?

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9 Responses to “三菱ライラ価格強烈!”

  1. 真鍋清 より:

    安全装備が減らされているだけに乗るのにいくらか勇気とテクニックを要すると思うが、中々割り切った魅力に溢れた軽自動車だと思う。
    かつての「アルト47万円」の再来とも取れるが、600kg台後半の車重に50ps/6kgm台の660ccエンジンではなるほど活発に走ってくれるし、独特のフィーリングに溢れていることが予想できる。
    同車より数十kg重いミニカ4ドアセダン(目下終売)でさえ、同車に乗って時速145-150近く出した(リミッターは解除されていた可能性もあり)報告がネット上から数件発見され、ベーシック軽ならではの軽量さと三菱製3気筒エンジンのフレキシビリティがうまくマッチングし、「プリミティブさゆえの裸感覚の楽しさ」がかえって新鮮と言えるだろう。
    こうしたシンプル一辺倒の軽に新時代への示唆が垣間見える一方で、現行の軽自動車の売れ筋バージョンである重量900kg台のハイトミニバンなど見るからに暑苦しいし、軽自動車の本道からそれた「奇形化した乗り物」に見えるのが本音だ。
    要は今日の軽自動車全般があまりにも「普通の乗用車」に近づき過ぎ、乗用車の赤ちゃんというよりは「ハイティーンの青少年」=ヴィッツやフィットの未成年バージョンというべき風情と化してしまった現在、軽の枠が果たして必要かという議論が起こりうる一方で2気筒エンジンを搭載し、重量も600kg台から下という「シンプル一辺倒」の軽が欲しく思えて仕方ないのだ。2011-2012年頃登場予定のダイハツ・イースに2気筒直噴や同ターボが搭載される噂もしきりで、日本の軽も我が国にしか作れない「世界のオンリーワン」として様々なアイデアを見せつけてもらいたいものだ。

  2. トーマス より:

    新興国向けの車として最も完成されたものは、日本の軽バンかもしれない。さらに、税制改正で軽自動車税が倍以上に引き上げられた場合、重装備の高額な軽は消滅することになる。存続できるのは、軽ボンネットバンと軽トラックおよび軽ワンボックスだけだろう。今回の三菱の動きが、それを先読みしたものだったら、三菱はただものではないのだが・・。

  3. 前野 より:

    上の方のおっしゃる、最近の軽の、『奇形』という表現、すごくわかります
    タントとか奇形にしか見えません
    値段はフィットより高いし燃費も悪いし
    こういう軽は優遇税制にする意味がないですよね?
    様々なパワ−トレ−ンが出てきた現在で排気量による軽の枠はもう適当でないと思うので、枠は車重(800キロくらい?)のみにするべきだと思うんですがそのへんいかがですか?

  4. kanbutan より:

      嗚呼、田舎で乗るには最高のクルマですな。 年金生活が近付きつつある今日この頃、こうしたクルマは魅力ありますねぇ。 最も今あるクルマは置いといて増車だなんて云ったら嫁が大変でしょうが! どうせならターボエンジンの方でやりましょうよ。

  5. ぱんだねこ より:

    伝家の宝刀が58.3万円というのは・・・。
    ランエボも造る会社とは思えませんが、本当に軽乗用車の税金が上がったらみんなこんな車に乗り換えるのでしょうね。初代アルト47万円からすれば、時代の金銭感覚を反映すると安いくらいになるのでしょう。さて、スズキがどう出てくるのか。ま、ミニカはだいぶ前のモデルなのでこんなことができるのでしょうが、それを差し引いてもかなりの価格です。軽の営業車はみんなミニカになってしまうと思います。このミニカを見てやっぱり軽は・・・となっても「トッポがあります、コルトがあります」といえばよいのですかね。
    販路があるなら、このミニカのリアシートを広くしただけのモデルを作って、インドでお披露目してはと思います。
    いくら円高でも、タタ・ナノを日本に持ってくるよりかは安いといえるでしょうね。あちらは、発火事故がおきたみたいですけど。

  6. eburico より:

    私も、前の方が書かれるように、軽自動車枠は大きさを特に決めず、車重を800kg以下を言う規制を新設した方がイイと思います。
    800kg以下なら、今の660ccのNAでも十分ですし、軽くなる事で燃費も大幅に良くなるのでは思います。
    正直、タントやパレットは軽と言っても、Fitやスイフトと差ほど変わらない。これの何処が『軽』なの?重いじゃん。
    やはり軽は軽くなきゃね。

  7. Ito より:

    ミニカに限ったことではありませんが、そこまで安いとコンバートEVのベースにしてしまうのが楽しそうです。
    円高により、モーターやコントローラーはかなり安価にアメリカから輸入できます。いまのところDCモーターしか現実的でないですが…アメリカにはビックリするほど改造キットが出回ってますね。
    高い電池ですが、30万出せば、日常で十分な30〜40km程度走れる鉛電池が手に入ります。
    通な人ならノートPCの18650を使えますが、危ないのでそっちの業界にいる人限定ですね(笑)
    鉛電池だと劣化により航続距離が短くなるので遠くまで行けるのは最初の3〜4年で、7年くらいすると大体航続距離半減します。それでも新品時に40kmなら20kmくらいは走れ、足としては使えます。
    10年で最大80%もの容量保持率をもつリーフの電池や、6000回充電してもほとんど容量が低下しないSCiBは恐るべきものであることがわかります。
    実際の製作では車種ごとに現車あわせが必要な一部の部品は設計し図面書いて外注する必要がありますが、大体は汎用でネット通販で部品が手に入ります。
    部品を自作できる人なら130万くらいで電気自動車を手に入れられます。ナンバーも頑張れば取得できます。
    通勤や買い物等ならエアコンが効かない以外は全く問題なく使えるでしょう。
    車は乗るだけでは楽しさがわからないので、自分で作った車に乗る喜びを味わうべきだと思いますが、いかがでしょう。

  8. kine より:

    モータースポーツ入門用の車が欲しいです、いきなり”インプレッサ””ランサーエボリューション”ではお金が続きません。
    ジムカーナ、ダートトライアル、ラリー、レース。
    止まる、曲がる、が意外と出来ないのを気軽に体感出来たら良いのにと思っています。
    ABSや姿勢制御は正規のタイヤで設定をされていると思いますが、これを4輪にテンパータイヤを装着したら、すぐに動作をしまくりでしょうか?、低い次元で”止らない””曲がらない”が体感出来て面白そうな気がするのですが、機会が有りましたらパイロンジムカーナでもやってほしい気がします。
    自分でもして見たいのですが、場所と同じサイズのテンパータイヤがなかなか揃いません。

  9. ぼ輔 より:

    スズキスウィフトから、ミニカへ乗り換え!
    スウィフトより上質の走りを願って、車体の軽さとエンジン性能の良い車を選ぶと、、3ドア、ライラとなる。
    スピードを出せば、今の車はソコソコの性能があります。
    しかし、一昔前の走り方と違い、皆AT仕様で街中はトロイ走りをしています。
    5MTで街中を走るには、スイフトの低速トルクの弱いエンジンでは、苦しむだけです。
    ライラは思惑通り以上の低速トルクが強いエンジンで車体の軽さが手伝って思い道理に走ります。
    回転計など不要なエンジンですね!
    0〜50KM/hの間なら、、動力性能は飛び抜けていると思いますが、、、
    ガソリンは、街中ツーリングで20km/lは常時出ます。

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