世界は真剣に内燃機関全廃の方向へ動き出す!

日本ではほとんど報道されないCOP21パリ協定ながら、批准した国や地域の反応を見ると驚くべき状況である。何とEUは2050年までに内燃機関の販売を禁止する方針を打ち出し、すでにドイツやオランダなど12カ国が支持するという。アメリカも東海岸と西海岸沿い主体の8州は内燃機関全廃の方向らしい。凄いことになってきた。

ここにきて突如トヨタやマツダなど日本のメーカーも電気自動車開発に舵を切っているけれど、全てパリ協定を睨んだもの。どうやら2020年くらいから段階的な二酸化炭素排出規制が始まると言われているため、すぐ着手しなければならい。もちろん足踏み状態の日産や、ホンダ、スバルなども数年以内に電気自動車の販売を開始すると考えていい。

ちなみに日本の自動車メーカーの技術力を持ってすれば電気自動車の開発などたやすい。今まで電気自動車に距離を置いていたトヨタだって、その気になって動き始めたらハイブリッドや燃料電池の技術を使い素晴らしいクルマを作れることだろう。すでにトヨタは「2050年までに内燃機関を90%減らす」と公表していた。パリ協定を織り込んでました。

当然の如くモータースポーツは早い段階から電気や燃料電池車の方向に向かうだろう。なかでも興味深いのが燃料電池。電気自動車だと高性能電池であってもF1級のラップタイムを追求したら20分程度しか持たない。フォーミュラーEのように”給電”でなく車両そのものを変えるなんて邪道である。燃料電池なら今のF1と同じ2時間/300kmも可能。

WRCも燃料電池で十分対応出来る。ミライに搭載されているスタックの性能を4倍にすれば、60kgの重量で360馬力が見えてくる。液体水素を使うことにより、燃料搭載量だって飛躍的に増やせることだろう(全開走行で1kg=10km程度走る)。スタックの反応熱で液体水素を暖めてやれば、熱問題だって解決できるかもしれません。

おそらく内燃機関は充電/水素供給インフラの無い地域でしか使われなくなりそう。交通機関でいえば、飛行機が唯一の二酸化炭素を排出する存在になると言われている。日本もパリ協定を批准した日から、トンでもない規模の二酸化炭素削減ノルマがのしかかってくることだろう。Xディは早ければ年内。遅くとも来年春に具体的な話となってくるかと。


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