中国が動く

上海ショーが開幕した。私は今回鳥インフルエンザに加え、昨年の暴動を流す気分となっておらず行かなかったけれど、出展内容見ると昨年9月22日に書いたTOPの方向で行くようだ。すなわち「日本の存在感を希釈していく」というもの。トヨタも日産もホンダも、自社ブランド名を前面に押し出さないビジネスを始めた。

すでに日産は『ヴェヌーシア』という新しいブランドを立ち上げていたが、ホンダも『理念』というブランドを正式に立ち上げてきた。そして今回トヨタまで『朗世』という新しいブランドでコンセプトカーを出している。もちろん中国でクルマを買うユーザー層からすれば、トヨタと日産、ホンダの技術で作られたことを知ってる。

ただ日本車打ち壊し騒ぎになった際、日本のブランドより安心感を持てることだろう。上記3つのブランド、トヨタと日産、ホンダという名前が全く入りませんから。ちなみに今までは『広州ホンダ』とか『一汽トヨタ』『東風日産』といったように、日本のブランド名をハッキリ打ち出してました。そら打ち壊される可能性大。

何度か書いてきている通り、投資を終えた中国市場から手を引くわけにもいかない。また、中国でクルマを売っても利益は中国政府と山分け。20万台売って10万台分だ。ここは地下に潜り、利益だけ得ようというのが日本のメーカーの作戦である。というか、この方法でリスクヘッジしていくのべきだと私も考えます。

ということで中国市場も落ち込んだ分を回復し、少しずつの成長をしていくことが出来ると思う。その上で、中国じゃ技術開発出来ないハイブリッドや電気自動車の技術を少しずつ移植していけば、中国政府も納得することだろう。秋に行われる広州モーターショーから私も中国のモーターショーにカムバックします。


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