二酸化炭素排出。直近のデータは人類から331億トン。自然界で5000億トン。

暖冬であります。環境団体は勝ち誇ったように二酸化炭素削減を訴える。燃費規制も厳しくなっていく。そんな中、オーストラリアの山火事で排出された二酸化炭素はすでに4億トンを超えるそうな。オーストラリアで人類が排出する二酸化炭素は4億5千万トン程度だから、鎮火までを考えたら2倍以上になる計算。「自然」もけっこうな量の二酸化炭素を排出しているのだった。

ちなみに人類が排出する二酸化炭素の総量は331億トン(2018年)と言われている。ウチ、中国だけで100億トン。排出量世界5位の日本は2019年で12億トン程度です。一方、自然界が排出する二酸化炭素の総量は、例えば土壌から3600億トン。海から1000億トン、山火事や火山、動物などから出るものを含めると、確実に5000億トンを超えると言われている。

化石燃料などで排出する人類所以の総量331億トンに対し、自然所以は5000億トン。人類が10%削減したところで、総量としちゃ0,7%ほど。もし二酸化炭素が暖冬の犯人なら、人類で10%頑張っても効果あるとは思いにくいです。ちなみに自然が排出する二酸化炭素は、自然も吸収してバランスを保っているようだ。だとしたら人類の技術で吸収を増やしてやればいい。

現在の二酸化炭素問題を見ると排出量削減ばかり論議されている。次世代の担う人達は二酸化炭素の吸収させることを考えたらいいんじゃなかろうか。きっと素晴らしい知恵が出てくると思います。といったことを全て理解した上、日本は化石燃料離れを真剣に考えるべきだと思う。中東地域で紛争が起きる度、エネルギー問題で大騒ぎしたくないですから。

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