今年デビューの新型車

今年もカー・オブ・ザ・イヤー(以下COTY)選びの時期となった。自動車を作っている国や地域にだけ許されるお祭りで
す。1年を振り返ってデビューしたクルマをジックリ考える良いタイミングだと思う。まず例年通り10月31日までに『10ベストカー』を選ぶ。リストが送られてきたのだけれど、いろんな意味で興味深い。

例えばヴィッツやフーガHV、ムーヴなど、ずいぶん前にデビューしたような気がするけれど、今年でございます。また、ラフェスタやデリカD2、トレジア、ランディなど、OEMモデルが8モデルも入っている。フリードHVやデリカD3など、まだ発表されていないモデルや輸入車を含め対象となるのは56車種に及ぶ。

今年のポイントはスカイアクティブや、ツインエア、ホンダのハイブリッドエンジン搭載モデルに代表される「新しいコンセプトのエンジン」をどう評価するか、だと思う。これまでのCOTYだと、こういったモデルは”ほ
ぼ”10ベストカーに残っていない。ただスカイアクティブもツインエアも大いに評価したいと考える。

ということで「オーソドックス」に10車種を選ぶと、1)ヴィッツ 2)プリウスα 3)カムリHV 4)リーフ 5)フィットシャトル 6)ミラ・イース 7)パサート 8)SLK 9)1シリーズ 10)508 といったイメージか。次点はセレナとソリオ、ムーヴ、シャラン。トヨタばかり3台選ぶのもお祭りらしくないから、次点から選ぶ?

新しい世代のエンジンを搭載するデミオ、アクセラ、ツインエアから1車種入れるのもいいかもしれません。さてさて。こうなると気になるのがCOTY本賞の有力候補。今のところ欧州COTYを獲ったリーフか、それとも予想外の仕上がりと実用燃費にウナらせられたミラ・イースか。はたまたダークホースの輸入車か?

・ECOカーアジアは「カムリHVの完成度に驚く

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9 Responses to “今年デビューの新型車”

  1. アミーゴ5号 より:

    審査員の配点は、オープンにするんでしたっけ?
    権威と書いてオープンと読むと、感じています。

  2. さね より:

    自分が子供の頃からあった記憶があるので、長く続いてんだなカーオブザイヤー。意味あるのか?という人もいるし、メーカーの接待で決まるとか、特定のメーカーお抱えor好きなメーカーに投票する人とか、まあ焦臭いイメージの話もありますが、なんでもありな不条理でも、潔白かつ純粋でも永続は力なりとゆうし。歴史ある名誉な賞になってほしいです。もうなってます? 勝手に参加させてもらってたとして、カムリハイブリッドに一票。エコカーアジアのWebを読ませてもらって、燃費も大は小を兼ねる車の先駆けになりそうだし、スタイルも最初は折り紙みたいダメじゃん!と思ってましたが、雑誌など写真や、実物をディラーに置いてあったの見かけて、色によって印象違いますが、最近の日本車の中ではペラペラ感がかえってなんか日本感ぽいし、デカいから普通にプロポーションいいし。塊感とは無縁の、なんとも不思議な今時珍しい普通なシンプルデザイン。 走りも凝ったサスペンション形式でないのにナイスらしいし。無理やりリンク短いマルチリンクより、独立懸架はリンクの長さですよね基本?たまには地味凄デカ車が選ばれたらいいなぁ。今の時代でもデカい車が必要な人もいるでしょう、嫌みがないから公用車、タクシー、改造すればバリアフリーな車になれるし。選ばれないな多分… またまた乗ってもないけどツインエアのエンジン。乗ってみたいと思わせるので一票。一素人の意見です、おそまつでした。

  3. tonpochi より:

    もう、カーオブザイヤー選考時期になったのですね。
    今年は、ダントツで「ダイモツ ミラ・ウース」ではないでしょうか?
    装備について、コンプレインする方がおられますが、エコカーですから。いやなら買わなければいいのです。
    ところで、9月の新車乗用車販売台数ランキングが公表されましたが、プリウス強しです。
    懸命のコマーシャルにも拘わらず、デミオ浮上せず。
    最初から2番手を狙った商品など消費者には魅力がないのでしょう。HVにしなくてコストを押さえたならデザインと装備にもっとお金を掛けていればヒットしたはずです。惜しい車です。
    来年発売予定のアクアは何故プリウスCにしなかったのかは、プリウス独り勝ちを避けるのと、フィット潰しのためではないでしょうか?
    つまり、コンパクトカー販売№1を狙っているのでしょう。
    ホンダは今(IMA)の戦略考え直さないとトヨタに全て奪われてしまうのではないでしょうか。

  4. 下澤 淳 より:

    試乗した感覚だとリーフですね。プリウスより上です。プリウスの上質な部分はモーター走行とエンジン掛かってもモーター走行のような感覚で走れるところなんですが、リーフはずっとモーター走行ですし乗り心地がいいですから乗ってて非常に満足です。
    他の車は過去に出た車と比べて燃費以外は革新的なものがないです。リーフは見た目から革新的でその未来感に私はついていけませんが、中身は一般家庭の充電環境を考慮した上での最上の電気自動車です。欧州の人は良く分かってます。

  5. 阪神ファン より:

    私が選ぶなら
    ①イース
    ②カムリHV
    です。
    カムリは、"大型セダンでも20キロ後半の燃費"という
    インパクトが素晴らしいと思います。

  6. 真鍋清 より:

    小生に言わせれば「ダイハツ・ミライース」これに止めを刺します!
    また、テクノロジーオブザイヤーではトヨタカムリ・ハイブリッドを一押しします。あれだけの質量のセダンボディを1540kgと、シトロエンC5やサーブ9-5よりも150-200kg軽量にまとめたこと自体久々の快挙ではないでしょうか。その賜物というべきか、10モード燃費は26.5km/l、JC-08燃費は23km/l+で15%程度の悪化で済んでいるのが頼もしいです。
    さて明日は「日本語教師」の授業が楽しみだ!

  7. 那須与一 より:

    ♪日本カーオブザイヤー受賞♪なんて渋いナレーションで、CMでハクを付けていたのも今や昔。某レコード大賞のような権威になってしまったのでしょうか?「あなたが選ぶ〜」というのもありますが、ジャーナリストさんらがプロの観点で見るのも気になります。
    外車以外試乗しましたが、出来の良さとフツーに購入できそうな未来のクルマとして、某日産EV(笑)が良かったです。努力賞はウースとスカイアクティブ?500のツインエアなんてのもメカ的には興味ありました。
    けど、なんとなく今年は(も)地味でしたね。
    BRZが出てもパッとしないかもしれないけど…。事前情報が出すぎるのかなあ?

  8. さんぼん より:

    リーフですかね。
    インフラや電池のコスト、性能、寿命など、
    市場に出して初めて出てくる問題を言い訳に
    なかなか量産にゴーサインを出せない他のメーカーと違い、
    量産までもっていったのは凄いと思います。
    鋭い人は、既にその衝撃を受けたのかもしれませんが、
    時代変化に鈍感な私は、時代が変わった!と衝撃を受けるのって、
    その瞬間でなく、思い返せばあの時だったんだ!
    と思い知らされる時がある。
    その次にミラ・イース。コンベのエンジンとしてコツコツ積み上げ、
    こちらも衝撃を受けました。個人的にCMも上手い。
    (気が早いですが、来年はマツダのフルスカイアクティブ車)

  9. satbody より:

    ウォールストリートジャーナル(下記参照)がAcura TL(日本のアコード?)のフロントグリルデザインが良くなったと誉めていましたが、前のデザインはそんなに酷かったんでしょうか? まー、ドライビング性能など、他もGoodという評価だから、気にすることもないかと思いますけど。
    http://online.wsj.com/article/SB10001424052970204612504576611033555412382.html?mod=WSJAsia_hpp_MIDDLE_Video_Top

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