免許制度改定へ

またまた免許制度を改定するようだ。現在宅急便やコンビニに商品を運ぶ業界が抱えている大きな悩みの1つは「普通免許じゃ2トントラックを運転できない」。こう書くと、総重量5トンまで運転出来るのだから2トントラックなら運転出来るでしょ、と思うかもしれない。

確かに普通の2トントラックの自重って3トン以下。したがって荷物+車重の合計で5トン以下になります。しかし! 宅急便などで使われるハイブリッド車や、コンビニなどに使う冷却装置付きの2トントラックは、車重3トンを超えてしまうのだった。普通免許じゃ乗れません。

かといって中型免許を取ろうとすれば、普通免許を取得してから2年の実績を持ってないとならない、事実上、20歳以上にならないとダメということであります。つまり高校を卒業した新入社員だと宅急便やコンビニの配送トラックは運転出来ないワケ。これに困っていたのだった。

新しい制度では運送業界やコンビニ業界のリクエスト通り、普通免許と中型免許の間に、2トントラックを運転出来て、2年間の実績無しで取得出来る新しい免許を作る。新免許は総重量3,5トン~7,5トンまでにあるようだ。引っ越しなどで使われる4トントラックも運転可能。

その代わり、普通免許は3,5トンまでしか運転出来なくなります。具体的に書くと、ハイエースで最も大きいボディ+ディーゼル+4WDで3155kg。4ナンバー登録の1,5トン積みトラックも3,5トン以下に収まる。普通免許で運転出来るトラックが一回り小さくなるということ。

考えてみたら平成16年まで普通免許を取得した人は(中型8トン限定)全長10m以上に達する4トンオバケロングまで運転出来る。新しい免許だと普通免許の上の免許でもダメ。中型免許が必要になってきます。教習所の経営者にとっても嬉しいニュースか?

ちなみに新しい制度での中型免許は、現在の上限である総重量11トンのまま。だったら現在の普通免許の範囲を決める際に「車両総重量6トン以下。積載重量は2トンまで」としておけばよかったのに、と思う。改訂するなら代わりに普通免許のハードルを少し下げたらいい。


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