凄いディーゼル開発中!

いやいや凄いことになりました! 何と日産はBIN5どころかBIN2をクリアするディーゼルを開発しており、日本でも来年秋に発売すると発表したのである。ちなみにBIN5とは現在のガソリンエンジン車の排気ガス基準と考えて頂ければよい。そいつをクリアするだけでもオオゴト。というか現物はホンダと日産しか発表していなかった。なのにBIN2(アメリカではSULEV。日本だと☆4つに相当)もクリア可能だという! 資料を見て頂ければ解る通り、尿素は使わず。また、詳細を発表していないが、案外低いコストで作れるらしい(8日に詳しく取材します)。来年秋に発売されるモデルはエクストレイル。ただしこのエンジンがBIN2相当かどうかは現時点で発表されていない。ちなみにアメリカで販売出来るクリーン度を持つも、以前書いた通り『OBD2』の開発が間に合わないため日本での先行発売となるのだろう。初めての本格的な排気ガス規制であるマスキー法、1990年代の大気よりクリーンな排気ガスしか出さないというSULEV合戦、そしてガソリンエンジン並にクリーンディーゼルと、全てホンダが先行したのに、それより一段レベルの高い技術を日産に出される、という展開になりそう。参考までに書いておくと、エクストレイルと同等サイズの4WD車をトヨタ方式のハイブリッドで作れば、2、4リッター級の加速性能を持たせるとして実用燃費15〜18km/Lかと。ディーゼルなら3リッター級の加速性能を持ち、リッター13〜16km/L程度。燃料コストの差を考えれば同等以上のランニングコストになります。

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2 Responses to “凄いディーゼル開発中!”

  1. hana より:

    排気ガスのことばかりしか書いてないようですが、粒子状物質についてはどうなのでしょう。ディーゼルに関してはそちらの方が気になるのですが、みたところフィルターをつけているぐらいしかわからないですね。

  2. ランクル 100(ランクル100の世界)

    ランクル 100(ランクル100の世界)
    ランクル100の楽しみがまたひとつ増えた感じです!
    ランクル100の最高級車は4駆のレクサスだ!

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