嗚呼日産デザイン

日産の中村デザイン、どうやら世界的に厳しいようだ。

最近のアメリカ市場を見ていると、日本車なら売れるという感じ。2006年モデルから投入したフィット(現行モデル)なんか、供給が全く足りないほど売れてます。そんなことから、日産が投入した史上初の「韓国車より安い日本車」であるヴァーサも爆発的なヒットを飛ばすと思っていた。

しかし! 販売台数を調べてみたら、控え目に設定していた販売目標を何とか超える程度しか売れていない。この表を見ていただければ解る通り1,6リッターエンジンの現代アクセントよりホンの少し安く、1,5リッターのフィットと比べればメチャ安という感じ。なんせヴァーサはフィットより格上のティーダ/ラティオ。1,8リッターエンジンを搭載してます。装備比較を見たって全く負けていない。何で売れないのかいろんな人に聞いてみたら、皆さん「カッコ悪いからでしょう」。私もそう思う。

ちなみにアメリカ市場向きの日産車は「こんなデザインじゃ売れない!」と全て中村史郎顔を蹴ってきたが、なぜかヴァーサだけ世界共通の顔つきになっている。少し希望が持てるのは、4月から「日産部門」を担当するデザインの責任者が、長野さんという今までインフィニティを担当していた人に変わったことか。

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2 Responses to “嗚呼日産デザイン”

  1. エコ より:

    インフィニティデザイン僕も好きですね。角が取れてて流麗だというイメージが定着しつつあります。マークもカッコいいし。
    ブルーバード・シルフィの斜め後ろからの姿は悪くなくてトヨタセダンより遥かに優れてると思う。トヨタに出せない品質感がある気がします。

  2. エコ より:

    GT-Rのデザイン良くないと思う。

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