地味に凄し!

スバルが発表した前方監視システム、地味に凄い。これまで前方をチェックするために使われていたミリ波レーダーは、量産しても数万円というオーダー。しかも指向性が強いため、せいぜい20度くらいの”視野”しか確保出来ない。もう1つ。レーダーだけじゃ車線などの確認も不可能。光学カメラと併用しなければならなかった。次期型レガシィに採用されれというスバルの次世代ADAシステムは、光学カメラ2つ使うだけで前方のチェックを行ういうもの。つまり人間の目と同じ役割をカメラにやらせようというワケだ。光学カメラなら人間の目と同じくらいの”視野”を確保出来るし、ミリ波レーダーだと難しい至近距離(現状は超音波を使う)の確認も可能。スバルはこのシステムを使い、クルーズコントロールや緊急回避ブレーキの機能を持たせるという。何より期待したいのがコスト。光学カメラなどい安いもんです。相当高性能のカメラでも2個で1万円くらいか? 量産すれば高額車だけでなく200万円級のクルマ(電子スロットルの姿勢制御装置付き車ならプラス5万円程度で済むだろう)にだって採用出来ます。もちろん大型トラックに採用すれば追突事故のほとんどを回避出来る可能性出てくる。

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