大型トラックのタイヤトラブルに巻き込まれると超危険です

昨日東北道を走っていたら、行きに1回。帰りに2回もヒートチャンキングしているトラックを見かけた。熱などによりトレッド面が剥がれてしまう症状。乗用車のタイヤは比較的タフながら、あまりに路面温度高くなるとトラブルの可能性出てくる。特に実績の無い安価な輸入タイヤは注意して頂きたい。

ちなみに高速道路を走っていてタイヤが飛び散っているのは基本的にチャンキング。単純なパンクやバーストではありません。定期的な落下物回収をしていないアメリカの高速道路など、至る所に破片が落ちているほど。日本では高速道路会社がすぐ回収するため目立たないものの、少なくないという。

最も大切なのは空気圧のチェックだ。低いとタイヤが発熱しやすくなる。ある程度の発熱ならむしろタイヤ空気圧上がり安定するものの、極端に低いとスタンディングウェーブ(トレッド面が波打つ少々)など発生。これまたヒートチャンキングの原因になるから心配。とにかく空気圧のチェックを。

ヒートチャンキングは高速領域になるほど発生しやすく、剥がれた瞬間にハンドルを取られる。油断していると車線一つ分くらい軽く移動してしまう。また、トラックのヒートチャンキングに巻き込まれたら、重いトレッドゴムが飛んでくるため危険。フロントガラスすら割る。バイクやオープン走行中だと命取り。

もっと言えば炎熱時にトラックが隣に止まったような時も、少しでよいから注意を払って頂きたい。経年劣化した大型トラックのタイヤが真横でバーストしたら、これまた生命に影響あるようなダメージを受ける。私のWebを読んで頂いているようなクルマの達人は、様々なサバイバル知識を持って欲しい。

 

 

 

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