幼稚園バス、シートベルト無しで高速道路を走っちゃイカン! 絶対イカン!

幼稚園バスの幼児が座るシートにベルト付いてないのは知っていた。そもそも近所しか走らなければ速度域低いし、火事などの緊急時に幼児だとベルトを自分で外せない可能性あるなど、メリットとデメリットを考えたら悩ましいと思っていたからだ。しかし! 本日「ホントかね!」という思う光景を見てしまった! ハイエースの幼稚園バスが関越道を走っていたのだった!

しかも窓を開け園児をたくさん乗せている。ハイエースでも横4席座れるため、幼児18人+ドライバー含め大人4人の22人乗りです。この状態で横転しようものならどうなるか想像するだけで恐ろしい。グーグル先生に「幼稚園バス 事故」を調べてもらうと、少なくない数が出てくる。横転事故まで出てきた。海外だと幼児が亡くなっているケースだってあります。これはダメです!

すぐにでもシートベルト無しの幼稚園バスが高速道路を走ることは禁止すべきだ。どうしても高速道路を走らないとダメだというなら、幼稚園バスにもシートベルトを付けるべきである! こう書くと、やりたくないための理屈をコネる輩がたっくさん出てきます。例えば前述のような「緊急脱出出来ないからダメ」。確かに幼児18人を保護者2人でケアすることは難しいかも。

されど考えて欲しい。幼稚園バスは一番の年少さんで3歳。お子さんの居る方なら御存知の通り3歳になれば教えたらシートベルトの脱着くらい出来る。もちろんベビーシートの頑丈なシートベルトを着装するのは無理。でもワンプッシュ式なら自分で外せることだろう。それが毎日となれば、腰ベルトタイプであれば簡単に着脱出来るようになることだろう。

もちろん自分で着脱出来ない子供だっていると思う。そういったケースなら、自分で着脱出来ない子供だけ保護者の側に座らせればいい。上のシート図を見れば解るとおり、運転席後ろの4座席と、後部右側の2座席なら保護者がケア出来る。また、シートベルトの長さ調整を必要とするなら、背恰好を合わせた幼児の指定席にすればいいだけ。自分の席に座ることだって幼児ならやる。

とにかくすぐやるべきは管轄官庁が「高速道路走行の自粛要請」を出すこと。そもそも「幼児ならシートベルトを着用していない状態で高速道路を走ってよい」ということ事態、どう考えたっておかしい。痛ましい事故が起きてからでは遅いです! 法的な整備はその後ですすめればよい。

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