急速充電器普及か?

政府は今年から3年計画で急速充電器を3万6千基に増やすという。すでに動き始めているらしい。しかし! やっぱりというか当然というか、大きな課題がクローズアップされている。維持費だ。急速充電器を稼働させようとすれば、基本料金だけで最低年額60万円。なんのかんので100万円近く掛かる。

官公庁なら政府の意向とあれば「解りました」になるけれど、民間企業はそうならない。100万円を使うメリットを考えてしまう。現在急速充電器を導入済みの民間企業って、極めて高いボランティア精神を持っているか、事業になるというカン違いをしたか、だと思う。カン違い組は、すでに高い充電料金取ってるし。

そして誰も充電しにこないので閑古鳥啼く。使わなくたって基本料金はかかるから、単なる負担にしかなっていない。カン違い組にとって急速充電器の設置は100%意味無かった。ということも知れ渡っているいるので、民間企業が急速充電器を積極的に導入するとなんて、とうてい考えられないこと。

何度か書いた通り、急速充電器は1回の充電で使う電力料金だけで500円近い(大雑把な目安は15kWh入ると435円)。場所代や基本料金などまで考えれば、利用頻度によるが1000円でもペイしないだろう。利用者側からすれば1000円じゃ使わない。そもそもガソリン代より高くなりますから。

15kWhで走れる距離はリーフで110km程度。プリウスだと5リッター分(750円)。急速充電、基本的に商業ベースに乗る事業じゃないのだ。最近、そういった関連コストを考えずに急速充電インフラの話が多く出てくる。果たして誰がどんな絵を描いているのだろう。電気自動車の普及はもう一山ありそう。

公共施設に急速充電器を押しつけるしかない? ただ公共施設は使い勝手イマイチ。現在、道の駅などに入っている急速充電器は、営業時間内しか稼働しておらず、先日使わせて貰った栃木市などは80%制限が掛かっている。管理のショッパイ急速充電器ばかり出来ちゃうのだろうか。


One Response to “急速充電器普及か?”

  1. 白木 晴幸 より:

    公共事業費だけで五兆円越えですよ。まず「公共事業ありき」からスタートしてるんでしょ。まぁ充電インフラの拡充は以前からの自民党の政治約束みたいなモノでしたけど…。あとは言わずもがなでしょう。

このページの先頭へ