新世代に突入だ!

どこの自動車メーカーなのかは絶対書けないが、ハイブリッドの可能性について技術者と話をした。仮に水平対向4気筒エンジ
ンだとする。半分の2気筒にして発電機をセットし、さらにクラッチ付けてモーターを置く。そこから前後にドライブシャフトを設け、前後の車軸を駆動したら
成立するかと問うてみた。答えは?

「朝から晩まで様々なシステムを考えています。その中にあります」。そらそうだワな。私が考えることく
らい誰でも思いつく。ここからが問題だ。2気筒を発電器として使うことに対して問題あるか聞くと「無いです」。1500回転以上回しちゃえば気になる振動も出ないそうな。並列2気筒より圧倒的に良いらしい。

ターボ過給は出来るか、と続ける。「出来ます。面白いです」。800ccくらいの水平対向なら40馬力くらいの発電機を稼働させられ、1000ccにしてターボ過給すると80馬力くらいまで出せると思う。これらの技術を組み合わせると、
どんなクルマが作れるだろうか? 聡明なる読者諸兄なら説明するまでも無い。

1000ccターボであれば、アコードHV程度の容量のリチウム電池と大出力モーターを組み合わせることにより、ヘビーハイブリッドが出来る。BMWのi3のような電気自動車のレンジエクステンダーも、20kWh
ほどの電池と800ccで稼働させる発電機で成立可能。同じフロアを使い、普通のエンジンだって積める。

すでに開発を行っているのか、と聞いてみたら「やっていてもやっていないくても言えません」。当然ですワな。ただ開発にゴーが掛かれば、技術的な問題やハードルは無いという。同じシステムで市販車を出しているホンダや三菱自動車について言えば「その気になった途端、どんなクルマにでも展開出来る」状態。

トヨタなんかプリウスの駆動系と20kWhの電池を組み合わせるだけでi3のようなクルマが安価に作れてしまう。ここまで読んで「なるほど!」と思ったことだろう。今や日本の自動車メーカーが抱えているのは技術的な問題じゃ無い。ニーズに応じて的確な技術を搭載したモデルを投入していく「戦略」だけです。

安価なクルマだって作れるハズ。ここからは個人的な希望なのだけれど、こうなったら東京モーターショーで海外のメーカーを黙らせるようなコンセプトカーを出しまくったらどうか? 重要なのは日本の自動車メーカーが最もニガ手とする商品企画とデザインです。そいつさえキチンとツボを抑えられたら鬼に金棒だ。


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