新型リーフ、買いか止めか?

「新型リーフはどうか?」と皆さんから聞かれる。残念ながら未だ試乗していないし、電池の性能についてもハッキリ解っていない。一つだけ言えることは、きっと楽しいクルマに仕上がっているだろうこと。なんたって現行リーフよりパワフルだし、足回りもリファインされているハズ。

クルマとしちゃ文句なし。問題は電池寿命だけです。初期型24kWhタイプについちゃ6年くらいで航続距離が100kmを下回るようになってしまった。100km走れないと、いかんともしがたい。冬場だと60kmくらいになっちゃいますから。ということで、もはや二束三文である。

30kWhタイプだと、6年経っても140kmくらいに航続距離を確保出来ていると思う。300万円以上出して新車買うのはナンセンスながら、160万円くらいの中古車を買えば十分ペイするだろう。30kWhを中古車で買ったサポーターの方がおり、なかなかの見識。ただスタイルが‥‥。

新型の40kWhならどうか? やはり新車で買うなら10年/10万kmくらいの使い方をしたいところ。新車時の実用航続距離は250kmくらいだと予想しておく。十分である。10年/10万km走ったあとはどうか? この点についちゃハッキリした指針がないため不明。

今までの性能劣化と同じくらいだとすれば、200kmくらい走りそうな気がする。しかも新型はヒートポンプ式のヒーターなので、冬場の暖房での航続距離低下は最大で20%程度。160km走れるということ。24kWhの新車時と同じ。けっこう使えそうな気がします。

決定的なのは来年追加されるという60kWhタイプだ。これだけ容量あれば、新車時に350km走れ、10年/10万km後も下を見て270kmくらいの航続距離を残していると思う。電気自動車は60kWh以上の電池を搭載することにより、最後まで電池交換無しでイケるようになる。

ということで40kWhのリーフについちゃビミョウでございます。開発担当者にじっくり話を聞いてから、皆さんに情報を。一つ解ったのは、電池の冷却をしてないこと。競技にゃ使えません。自動ブレーキ付きグレードの中古車が250万円くらいで出てくれば背中を押しておく。

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